3月22日、日本マイクロソフトは検索エンジン「Bing」の会話型AI機能に関する利用動向を公開した。日本からは10万人以上が同機能のプレビュー版を利用しており、これは全世界の利用者の約10%にあたるという。
世界一Bingで検索する日本人
Bingの会話型AIは、OpenAIの大規模言語モデル「GPT-4」を検索向けにカスタマイズしたもの。ユーザーはAIに自然言語で話しかけることで、検索やメールの下書き作成、小説の執筆といった機能を利用できる。
3月22日現在、Bingの会話型AI機能は限定公開のプレビュー版で、一部のユーザーが先行体験している段階だ。
日本マイクロソフトの発表によると、Bingの会話型AIは全世界で100万人以上のユーザーが体験しているが、そのうちの約1割は日本のユーザーとなっている。
また、日本のユーザーによるチャット質問は200万件を超えており、1人あたりの検索数では日本が世界トップだという。
同社ではこれからも、責任あるAIの原則に則り、AI研究の最前線で製品やサービスの開発に注力し、お客様のAI推進を支援していくとしている。
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