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地球にやさしいスマホ「arrows N F-51C」は、使う人にもやさしかった

2023年03月27日 11時00分更新

明るくナチュラルな色で撮れるカメラも魅力

 リアカメラは2眼で、メイン(約5030万画素/F値1.88)+超広角(約810万画素/F値2.2)という構成。メインカメラには大型(1/1.5インチ)のイメージセンサーを採用し、従来よりもAFが速く、明るく撮れるようになったことも特徴のひとつです。

メイン(広角)+超広角のデュアルカメラを搭載

 実際にいろいろな被写体を撮ってみましたが、屋外・屋内を問わず、明るくナチュラルな色調で写りました。AIによる被写体・シーン認識に対応していますが、それによって色が濃くなり過ぎたりすることもないので、初期設定のままで撮影して良さそうです。

超広角で撮影

メイン(広角)で撮影

望遠カメラはないが、2倍ズームでも鮮明な撮影で写った

デジタルズームは最大8倍で撮れる

屋内で料理を撮った作例

「ポートレート」モードは、背景ぼかしのレベルを調整できる

 暗い場所で撮影すると、AIが認識して「夜景」モードに導かれます。それでもキレイな夜景が撮れますが、「Super Night Shot」に設定することで、さらに明るく撮ることが可能。リアルな夜景というよりも、“暗くてはっきり見えない部分も明るく写したい”といった状況で役立つはずです。

暗い場所では「夜景」「花火」「イルミ」の設定に誘導される。「モード」をタップすると全ての撮影モードが表示され、「Super Night Shot」を選択できる

通常モードで撮った夜景

「Super Night Shot」にすると、ここまで明るく写る

 arrowsにはアドビの画像編集アプリ「Photoshop Express」がプリインストールされていて、撮影した画像をすぐに補正する「Photoshop Express モード」で撮影することもできます。しかし、通常のモードでもキレイに撮れるので、より映える画像にしたいときだけ「Photoshop Express」アプリで編集するのがよいように思いました。

「Photoshop Express モード」で撮ると、撮影後すぐに画像が補正される。ただし、このモードを使わなくても、撮影後に「Photoshop Express」アプリで自在な編集を楽しめる

 フロントカメラは約1240万画素/F値2.24で、セルフィーやビデオ通話も高画質で楽しめます。ビデオは、リア・フロントどちらも最大フルHD(1920×1080ドット)で撮影できます。手ブレ補正には対応していますが、ビデオ撮影で設定できる機能は写真ほど多くありません。

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