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マツダ車乗りじゃなくても欲しくなる「MAZDA COLLECTION」のラインナップ

2023年03月21日 12時00分更新

文● 栗原祥光(@yosh_kurihara) モデル●新 唯(@arata_yui_)編集●ASCII

MAZDA SPIRIT RACINGのファッションウェア(モデル身長:163cm)

 自動車メーカーがライフスタイルアイテムを作るのは珍しい話ではありません。その中でマツダはコダワリがたっぷり詰まっているようです。そこで今回はマツダのアイテムを取材してきました。

MAZDAの名を冠したコダワリのアイテムたち

 マツダのアイテム群は大きく2つのアイテムに分けられます。1つはライフスタイル系アイテムとモデルカーなどの「MAZDA COLLECTION」。もう1つは昨年から活動を開始したモータースポーツ活動を軸とした「MAZDA SPIRIT RACING」です。

ミズノ×マツダ ドライビングシューズ(販売終了)

 筆者がマツダのライフスタイル商品に興味を抱いたのは、2021年頃にミズノと共同で開発したドライビングシューズから。当初「ミズノのシューズにMAZDAのロゴをつけたOEMでしょ?」と思っていたのですが、これがデザイン面や機能面などで普段クルマに携わるデザイナーが参画したというから驚いた次第。好評が好評をよび、あっという間に終売。

MAZDA ACTIVEコレクションの一例

MAZDA ACTIVEコレクションとCX-5フィールドジャーニー

 さらに同年9月頃、同社のSUV「CX-5」にフィールドジャーニーというアウトドアテイストを強めたグレードが登場したのですが、その時にマグカップやらトートバックなどの「アウトドアに便利そうなグッズ」、名付けて「MAZDA ACTIVE」コレクションも同時に登場。これまた「OEMにロゴを入れただけでしょ?」と思いきや、たまたま近くにいたデザイナーが「このチタン製マグカップは、持ち手の部分が~」「ちょうどペットボトルが入るような大きさにしつつ……」と、自ら参画していたことが発覚。

 そんな話を聞いていたら、同伴していたドライブ好きのモデルで女優の新 唯(あらた・ゆい)さんが「コレ可愛い!」と気に入りはじめてしまい……。結果、取材予定時間を大幅に超過。クルマを撮る時間が少なくなってしまったとかなんとか。ようするにコダワリが詰まったアイテムなのです。

それではMAZDAのライフスタイルグッズへご案内!

 ということで、今回はMAZDA ACTIVEに心を躍らせた女優でモデルの新唯さんと共に、お届けしたいと思います。しかも時間をたっぷり用意したので、取材の途中で脱線しても問題ございません。

MAZDA COLLECTIONの新作
「MAZDA JOURNEY」

「MAZDA JOURNEY」ボストンバッグ(12万5000円/写真の色はタン)

「MAZDA JOURNEY」クッションブランケット(1万8000円/写真の色はブラック)

 まずはMAZDA COLLECTIONの新作「MAZDA JOURNEY」から、ボストンバッグ(12万5000円、以下すべて税込)と、クッションブランケット(1万8000円)をご紹介しましょう。この2点は「CX-60」の登場に合わせてラインアップされたもの。関係者の話を聞くと、CX-60は旅にピッタリのクルマということで、旅アイテムを用意したのだとか。

「MAZDA JOURNEY」ボストンバック。左からピュアホワイト、タン、ブラック

「MAZDA JOURNEY」ボストンバック(ピュアホワイト)

「MAZDA JOURNEY」ボストンバック(ブラック)

「MAZDA JOURNEY」ボストンバック(タン)をCX-60の室内に置いた様子

「MAZDA JOURNEY」ボストンバック(ブラック)をCX-60の室内に置いた様子

「MAZDA JOURNEY」ボストンバック(ピュアホワイト)をCX-60の室内に置いた様子

 ボストンバッグは「タン」「ピュアホワイト」「ブラック」の3色展開。革の素材はCX-60の内装に使われているものと同質で、日本の職人の手によって1個1個手作りしているものだとか。製造は1941年大阪府で創業したFUJITAKA。同社は80年にわたって技術を大切に継承している、職人の技術とデザイナーの感性が融合したブランドなのだそうで、社内一貫工程による柔軟かつきめ細やかな物作りを信条としているそうです。

 そのモノづくりに、マツダのデザイナーが共感。異業種による、でも最高のモノを作ろうという大プロジェクトとなりました。

ステッチをよく見ると、NDロードスターのシートセンター部の縫い目を模している

 実際に手にとると、ナッパレザーのマットな艶を活かしたハリのあるフォルムと、作り込みを感じるステッチ表現は逸品のひとこと。さらにコバの処理では耐久性と美しさを追求し、1パーツにつき最低4回以上の塗り工程を重ねています。1辺1辺塗る度に乾かし、磨きをかけ、また塗って、という工程を数十種にもおよぶパーツに施しているのですから、「ここまでやるか?」というデキ栄えになるのも当然なのです。

スマートフォンを入れるポケットを用意

バック内の小物入れ

バッグ小物入れ

 バッグのフォルムや耐久性もさることながら、使い勝手の良さもまた秀逸。まずスマホポケットを用意。ボストンバックの中には小物の仕切りがあるのですが、いちいちカバンを開けなくてもスッとスマホが取り出せるのは実に便利です。

ロゴは小さく配置

 そして底面にはシューズが収納できる場所も用意! 運転するときは前出のドライビングシューズ、街歩きは別の靴というオシャレもできたりするのです。実際に手にした唯さんは「コレ可愛い! それにイイモノ感のオーラがスゴい!」と大絶賛。「ロゴがさりげないのもイイですね。これ見よがしにブランドを主張していないので、色々なファッションに合わせやすいです。それにクルマの中にバッグを置くと、より良さが引き立ちますね。クルマのレザーということですから、耐久性も高そう。お値段は高いですが、長く使えるカバンだと思うとお値打ちですね」というわけで、欲しくなってしまったようです。

「MAZDA JOURNEY」クッションブランケット(ブラック)

 続いて寒い日にうれしいクッションブランケット。約140×70㎝のブランケットと、それを収納するカバーのセットになります。こちらも色はCX-60の内装色に合わせた「タン」「ピュアホワイト」「ブラック」の3色展開になります。

「MAZDA JOURNEY」クッションブランケット(タン)

「MAZDA JOURNEY」クッションブランケット(ピュアホワイト) ※ピュアホワイトのみカバーのカラーはCX-60に設定されたグレージュを採用

「MAZDA JOURNEY」クッションブランケット(ブラック)

 1万8000円というお値段に「え?」と驚いた唯さん。ですが、クッションカバーはマツダ車のインテリアに採用されている素材レガーヌ(スエード素材)が用いられ、ブランケットは日本オーガニックコットン100%と、コダワリ満点。これまた、日本の一大毛布産地「大阪・泉大津」で1968年に創業し、1993年に日本初のオーガニックコットンブランケットの開発に成功した毛布メーカー「日の出毛織」とマツダのデザイナーによる共作となります。

「MAZDA JOURNEY」クッションブランケット

車内で「MAZDA JOURNEY」クッションブランケット(ピュアホワイト)を使った様子

 ブランケット生地は、立体感が出やすいヘリンボーン柄を採用。ふんわり感とシッカリ感が実に見事なのです。しかも使わない時はクッションとして使えるのも◎。「ブランケットってうれしいアイテムですよね。でもクルマに置いておくと案外場所を取るというか、綺麗に置けないんですよね。だから、クッションカバーになるのは、とてもイイと思います」と唯さん。「コレもさり気なくマツダと書かれているのもオシャレですね。ブランケットのラインも、1本のラインを入れることで、さり気ないスポーティーさがありますね」と大絶賛。「ほかのマツダ車とも合わせやすいのもイイですね」というように、マツダオーナーは気になること間違いナシのアイテム。

タグにオーガニックコットン100%の文字が

 欲しくて仕方ない様子の唯さん。ですが、ボストンバックとブランケットは評判を呼んで、初回分は既に完売ですが、春以降に再販をする予定とのこと。詳しくは「MAZDA COLLECTION」の通販サイトをチェックしてください。

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