カメラのアクセサリーも撮影には重要
カメラ本体は「OM-5か、EOS R8かな」などと思いながらアクセサリー関係へ。
まずはSUNEAST(旭東工エレクトロニクス)へ。最近秋葉原で2TBのSSDが1万円弱、4TBも2万円ちょっとで販売する価格破壊のPC用メモリやストレージを販売する会社です。会場ではSSDの姿はなく、代わりにSDカードなどのメモリーカードを訴求していました。SSDのことについてお話を聞きたかったのですが、係員をキャッチすることができず。
撮影したデータをどこに保管するのかが毎回の悩み。筆者はQNAP社のNASを使っています。ですが最近は「同じNASメーカーを使い続けるのは、管理はラクだけれど、万が一の時のリスク分散を考えると別メーカーも買った方がいいのかな」とも。そこで登場するのがSynologyです。
色々なモデルがあるなぁと思っていたら、ブースの近くにレンズの砲列が。何かと思ったら人気レースクイーンの霧島聖子さん。そういえば4年前もSynologyブースでNASを抱えていらっしゃいました。
撮影中、カメラのストラップが邪魔になることはありませんか? ということで筆者は着脱できるピークデザインのストラップを使っています。会場にはピークデザインのフルラインアップが展示されていて、コレいいな、アレいいなと試していました。また三脚なども展示。見た目はとてもよく軽くてヨサゲなのですが、お値段が高いのであきらめることにします。
筆者も使っている中国の撮影機材メーカー、Leofotoブースにお邪魔。2014年に創業し、日本に入ってきたのは2018年頃。最初は低価格なカーボン三脚だなぁと思い、筆者も買ってみたらコレが実にイイ! あっという間に市場を席捲し、お値段もイイ感じの高級ブランド化してきたように感じます。三脚パイプの作りもイイのですが、自由雲台がとても使いやすくてオススメです。クイックシューの豊富さにも驚かされました。
SIRUIも同じく中国の撮影機材メーカー。こちらでも三脚などを展示されていました。注目したのは一脚用の雲台。こちらモータースポーツ系のプロカメラマンが使われていることが多くて、気になっていました。ノブとかが大きくて使いやすそうです。お値段は1万5000円(税別)なので、ちょっと試していようかなと思えるプライスなのもうれしいですね。
さて、実は探していたモノの1つが「カメラバッグ」。不肖はthinkTANK Photoというブランドのバッグを愛用しています。このブランドは最近、多くのカメラマンが使っている、いわばデファクトスタンダードみたいなもの。使いやすいのですが、「いかにもカメラバッグ」という外観で、これを持って歩いていると街で浮いているような気もします。
ここはオシャンにしたいというわけで、同じthinkTANK Photoの「Retrospective EDC Backpack」に注目。使い勝手はそのままに、オシャレ素材っぽい感じです。ちなみにお値段2万9700円でした。これにOM-5とレンズ1本、ストロボ、13インチのノートを入れれば、デキる芸能記者って感じ!
最後に「コレはイイ!」というアイテムをご紹介しましょう。韓国プロナインのチャージャーです。対応するアダプターを用意すれば、メーカーや形状を問わずカメラのバッテリーが充電が複数できるというのは目からウロコです。しかも、USB Type-Cで充電できるのも◎。
というのも、最近のクルマはUSB Type-Cが標準でついてきますし、なくても12Vのアクセサリーソケットに変換アダプターを取り付けて使えばいいのですから。個人的にバッテリー式ストロボ用のアダプターを出してほしいとお願いしてきました。
EOS R8かOM-5が欲しいけれど、その前に富士フイルムを試さないと、いやその前にお金を貯めないと……。などと思いながら、仕事で使えそうな新しいカメラ機材を見てきた次第です。新しいカメラに心躍らされましたが、「もっとアクセサリー系の出展が多いとうれしい」との感想も抱きました。
ともあれ、4年ぶりの展示会。メーカーの方から色々なお話を聞ける数少ない機会ですので、来年もお邪魔したいと思います。
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