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カメラに不満を覚える週末芸能記者がカメラの祭典「CP+」で気になるアイテムを探してきた

2023年03月12日 10時00分更新

動画性能もアピールしていたニコンブース

ニコンブース

ジンバルを設置しての展示に、動画ユーザーへのアピールを感じます

 ニコンはZシリーズで攻勢をかけます。とはいえ、大きなカメラには見向きもせず、Zfcというコンパクトに注目しました。

ニコンZfc

 往年のFM2を彷彿させる、どこかレトロなデザインは見ていてホッとします。小さくてイイナと思っていたら、ブラックモデルが新商品。残念ながらそちらはほかの人が触りまくっていたので、写真を撮ることはかないませんでした。

26mmのパンケーキレンズも登場

 これにパンケーキレンズを組み合わせたらご飯3杯イケル! と思っていたら、26mmF2.8というレンズも出すのだとか。さすがニコン、わかっていますね。ですが「ニコンを買ったら、結局デカい望遠ズームレンズを買うことになる」というわけで、次のブースへ。

αシリーズが大人気のソニーブース

ソニーブース

怒涛のレンズラインアップに圧倒されっぱなし

こちらのタッチ&トライコーナーは列がなくてスグに試せました

 若手カメラマンに人気のソニー。何となく来場者も若い人が多いように思えます。昔は「ソニーが一眼カメラを出すの?」と眉をしかめたのも今は昔。レンズラインアップは圧倒的ですし、何よりミラーレスに関しては一日の長があります。

α7C。コンパクトでいいかも!?

 個人的に気になったのは、以前から発売されている世界最小・最軽量をうたったフルサイズミラーレスのα7C。初めて触ってみると「確かに小さいな」と感動しきりです。ですが、小さすぎると、大きなレンズを取り付けた時にホールドしにくい、という事にも気づいてしまったり。でも大きなレンズなんてイラナイかなと思えば……。ここら辺はレンズとボディーのバランスというのが重要になります。でも何となくレンジファインダー機みたいな外観にはそそられます。

軽量コンパクトカメラのオリンパス

OMデジタルソリューションズのブース

 同じく小さいといったらオリンパス。正しくはOMデジタルソリューションズで、2020年にオリンパスから映像事業を継承する新会社として独立した後、国内投資ファンドに譲渡されました。女性記者のカメラを見ると、OMデジタルソリューションズのPENシリーズを使われる方を多く見かけます。その理由はおそらく小さくて軽いからでしょう。

OM-5

 昨年11月に発売開始したOM-5を訴求されていたので、触ってみました。これが驚きの小ささ! ですが、レンズが小さいということもあって使いづらさは、それほどでもなく。これは取材用にいいかもと思った次第です。お値段も実売14万円で本体が手に入るので、なかなか現実的でいいかも。

動画も得意なLUMIXブース

LUMIXブース

新型のS5II

動体AFのデモンストレーション

 動画に強いと評判のLUMIX(パナソニック)。ブースでは最新モデルS5IIを訴求されていました。が、主に動画性能(AFの良さ)を訴求していた印象で、動画系の人たちの注目を集めていました。ちなみにASCII.jpのグラビア記事の写真は、ライターさんがLUMIXで撮影されていらっしゃいます。

何のレンズを付けるのかが重要
タムロン&シグマブース

タムロンブース

50-400mm F4.5-6.3という化け物ズームを発見

 続いてレンズメーカーブースへ。タムロンのブースに50-400mm F4.5-6.3という、とんでもない望遠レンズがありました。芸能会見の時、300mmがあればなぁということが多いので、コレはいいかも! F値が暗いですが、F8まで絞ってしまえば問題ナシな気がしました。

シグマブース

新型50mmF1.4

 50mmF1.4 ARTの後継といえるミラーレス版の新型レンズとLマウントを訴求していたシグマ。50mmF1.4 ART愛好者としてはキヤノンのRFマウント版が出るのか気になるところですが、現状予定なしのとのことで、一安心していいのか残念なのか難しいところ。

18mm-50mm F2.8

 見つけたのは富士フイルムのカメラについた18-50mmの通しF2.8ズーム。フルサイズでいうところの、大口径標準ズームです。にしても小さくてイイナ、AFスピードも速くてイイナ、と感心しきりでした。

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