レスポンスのいいコントローラーメニュー
ボタン類は左下背面のジョイスティックのみ。上下左右のほか押し込み入力に対応している。
押し込みは短く押すと、OSD(コントロールメニュー)が現れ、長押しで電源のオンオフが可能だ。
コントロールメニューでは事細かに明るさやコントラスト、輝度、彩度などがカスタムできるのはもちろん、ブラックイコライザーやブルーライトカットなども自由に設定可能だ。カスタムした内容を最大3つのユーザーごとに保存することもできるので、複数人で使う場合やカスタムしたセットを複数保存したいユーザーにはうれしいだろう。
なお、ジョイスティックの上方向で入力切り替え、下方向で音量調節のショートカットにアクセスできる。
左方向では「ゲームトレーニング」で、画面に残り時間を表示するタイマー、画面中央に好きな照準器を表示するクロスヘア、フレームレートを表示するFPSカウンターを利用可能だ。
右方向ではシチュエーションに合わせたユーザー設定・スタンダード・FPS/レース・MOBA/RTS・シネマ/RPG・WEB・グラフィックと、7つのカラープリセットをスムーズに切り替えることができる。
このジョイスティックで行なう動作はレスポンスがよく、かなり快適に行なうことができる。とくに、パソコンをつなげたままコンソールハードを起動して遊びたいときにストレスがないのはとてもいい。残念ながら映像信号による自動切り替えには未対応のようだが、スムーズに切り替えられるので問題ないだろう。
スピーカーも内蔵
音質は可もなく不可もなくといった感じ
「FGM-27F750」にはスピーカーが内蔵されている。音は全体的にくぐもったようなサウンドで、お世辞にもいいいとはいえない。しかし、ステレオであるため音の広がりは悪くない。どこかの音域が強調されることはなく、フラットで聞き疲れしない印象だ。
テレビのように動画視聴をメインとして使いたいなら、別途スピーカーを用意することをオススメするが、基本的にヘッドフォンやイヤフォンで音を聞くゲーマーにとっては、そもそもモニターのスピーカーは「あればうれしい」程度のもの。ちょっとした動画視聴や、カジュアルにBGMを流したいときなど「ヘッドフォンをつけるまでもないな」という状況においては十分だと感じた。
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