Appleは3月10日、クラシック音楽のために設計されたApple Musicとは独立したアプリケーション「Apple Music Classical」を発表した。
Apple Music Classicalでは、新譜から名作まで、500万曲以上の楽曲と作品を収録しており、独占アルバムも数千単位で用意。
作曲家、作品、指揮者、作品番号から特定の作品を瞬時に探し出す検索機能を搭載し、どの作品、どのアーティストが再生されているかを把握するための正確性なメタデータも備えている。
音質は、192kHz/24ビットのハイレゾロスレスで提供。没入感のある空間オーディオで収録された楽曲を数千曲提供するという。
また、世界の偉大な作曲家たちのユニークで高解像度のデジタルポートレートを含む、新しい独占アートワークを楽しむことができる。それぞれのアートワークは、様々なアーティストに依頼し、歴史的な研究と、関連する古典時代の色調や芸術的な引用を融合させたという。細部までこだわって表現されているベートーヴェンやバッハなど、著名な音楽家たちのアートワークにも注目だ。
同アプリは3月28日に公開予定で、現在は予約注文を受付中。アプリを予約しておくと、公開と同時に自動的にダウンロードされ、設定で自動更新をオンにしている場合、すぐに音楽を聴くことができるようになる。またApple Musicの登録者の場合、追加料金なしでアプリをダウンロードし、使用することが可能となる。
対応デバイスはiOS 15.4以降を搭載した全てのiPhoneとなり、Android向けのApple Music Classicalも近日公開予定という。
なお本アプリは、日本、中国、韓国、台湾では、追って利用可能になる予定。
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