イトーキは3月3日、ゲーミング市場向けの企画・製造を行うレーベル「Daidara(ダイダラ)」を設立したことを発表。第1弾製品としてゲーミングチェア「Act Gaming」(アクトゲーミング)を発売した。価格は14万9900円。
「Act Gaming」の主なスペック | |
---|---|
カラー | レッド、ライトグレー |
サイズ | W67~78×D54~61.5×H113.5~122.5cm(SH42.5〜51.5 cm) |
重量 | 21.6kg |
ロッキング角度 | 20度、肘上下可動幅:12cm、座面スライド幅:7.5cm |
素材 | ヘッドレスト:PS張地(バイラルオフ) 背:エラストマー樹脂 座:PS張地(バイラルオフ) 背ブラケット:強化ナイロン樹脂 肘当て:発泡ウレタン一体成型 肘受け:強化ナイロン樹脂 脚:アルミダイキャスト キャスター:ナイロン |
生産国 | 日本 |
発表会の冒頭、同社の代表取締役社長 湊宏司氏が登壇。同社の成り立ちから、Daidaraについて紹介を行った。Daidaraは、日本各地で伝承する妖怪“ダイダラボッチ”に由来したレーベルとなる。
次にWeb事業統括部の部長である鈴木恵理子氏が登壇し、製品概要を説明した。イトーキは1982年にバーテブラチェアというオフィス向けのチェアを発売。その後、2019年に初めてゲーミングチェアを販売し、同じ年にエヴァンゲリオンとのコラボ製品も発売した。
オフィスチェアも2018年に「Act」と呼ばれるチェアを販売。そのActで培ったデザイン、技術を持った最高級のゲーミングチェアとして開発されたのが、今回お披露目された「Act Gaming」となる。
「Act Gaming」は、アジャスト&アクティブをコンセプトに、ゲームパフォーマンスを高めるための、さまざまな機能を備えている。背もたれは身体にフィットするエラストマー素材を採用し、肩の動きに合わせて動くバックレストを備え、座ったまま後ろを振り向いたりもしやすくなっている。
座面はスライドシートになっているため、太ももに当たって圧迫感がある場合は、短くするなどの調整が可能。アームは上下だけでなく、前面にもスライドし、自在に調整できる4Dリンクアームとなっている。
また、同社はeスポーツチームの「VARREL」と「TEQWING」、この2チームとサポート契約を結んだことを発表。さらに、全国に販売網を持つヤマダ電機の一部店舗にもAct Gamingが置かれ試すことが可能になる。加えて、発表会会場となったのRED゜TOKYO TOWERの4階にもAct Gamingの展示が開始するとのこと。
発表会の最後には、サポート契約が発表された「VARREL」のらきょるん氏、「TEQWING」のよっシィ氏が登壇し、Acr Gamingの使用感についてのトークセッションが行なわれた。
らきょるん氏は、元々スプラトゥーンをする時は、ジャイロ操作の際、肘が固定しないとやり辛いため前掲姿勢でプレイしていた。しかし、Act Gamingでは、肘置きにコントローラーを置いてプレイできないかな、と思ってやってみたら、ちょうどよい感じだったという。そのため、元々無理な姿勢でプレイしていたのが改善されたという。
一方、よっシィ氏は長時間座っているとお尻が痛くなってくるのだが、ショールームで初めて座った時から柔らかくて、凄く良かった。また、背もたれにもたれる後傾姿勢で使うことが多く、柔らかくて楽に座っていられるので、ぜひ実際に座ってみて欲しいとコメントした。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります