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ラズパイでGPS信号や災害通報を受信できるGNSS受信基板が入荷! USB接続のPC用も

2023年03月04日 10時00分更新

 GPSなど位置情報の取得が可能なGNSS受信基板が家電のケンちゃんにて取り扱い開始。Raspberry Piに対応する「GR-M10-RP (for Raspberry Pi)」と、PC用の「GR-M10-B/S-B45」が入荷している。価格はそれぞれ6500円と6800円。

ラズパイなどに組み込めるGNSS受信基板。高性能受信モジュールのu-blox「MAX-M10S」を搭載している

 衛星測位システムのGPS/GLONASS/BeiDou/Galileo/QZSSに対応する、受信モジュールのu-blox「MAX-M10S」を搭載したGNSS受信基板。位置情報の取得や時刻調整に使用できるほか、準天頂衛星みちびき(QZSS)のL1S信号で配信されている災害・危機管理通報サービス(災害通報)も受信できるという。

 MAX-M10Sの仕様は、最大加速度4G、最大高度8000m、最大速度500m/s、タイムパルス精度30ns、最大更新レート10Hzなど。NMEAおよびUBXプロトコルに対応している。

ラズパイのGPIOに接続できるHAT基板。アンテナは別売りだ

USB接続のPC用モデルも同時入荷。同じu-blox「MAX-M10S」を搭載しており、機能は同等だ

 アンテナ端子はSMAで、Raspberry Pi向けモデルは40pin GPIO接続。基板形状はRaspberry Pi Zeroに準拠したサイズになっている。また、PC用モデルはUSB接続(基板側端子はmicroUSB)に対応、45×45mmユニバーサル基板用のアクリルパネルをケース代わりに使用できる。なお、いずれもバックアップ電池としてCR1220×1を使用する。

 

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【取材協力】

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