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Instagram、自撮りから利用者年齢を認証する機能を日本でもテスト導入

2023年03月03日 17時00分更新

 Instagramは3月2日、利用者の年齢を認証するためのテストを拡大し日本でも導入すると発表した。

 これにより、利用者がInstagramに登録した生年月日を、18歳未満から18歳以上になるように変更しようとすると、「本人確認書類のアップロード」または「セルフィー動画の録画」いずれかの方法による年齢認証を求められるようになる。
 
 これは10代の利用者と成人の利用者がそれぞれの年齢グループに適した体験をできるようにすることが目的で、米国で2022年6月に導入して以来、対象となる国を増やしている。今回の拡大でEUの一部の国々、メキシコ、カナダ、韓国、オーストラリアと日本も対象となる。

 Instagramでは2019年よりアカウントを作成す時に年齢が分かるよう誕生日を入力するようにしている。日本ではInstagramに登録するには13歳以上である必要があり、一部の国では、この年齢はさらに高く設定されている。利用者の年齢が13~17歳であることが判明している場合、Instagramではそれら利用者に年齢にふさわしい体験を提供するため、「デフォルトで非公開アカウントを設定する」「知らない成人からの望まない連絡をブロックする」「広告主が広告を配信する際のオプションを制限する」などの措置を取っている。

 今回新たに、Instagramでは年齢認証を行なうため、本人確認書類のアップロードに加え、新たにセルフィー動画の録画をテスト導入した。利用者がセルフィー動画を撮影すると、オンラインでの年齢認証に特化した企業Yotiの技術を用いて年齢推定が行なわれる(年齢推定の後はMetaとYotiは画像を消去)。
 
 また、これまでと同様に運転免許証やIDカードなどの身分証明書を本人確認書類としてアップロードして年齢認証を行なうことも可能(本人確認書類はMetaのサーバー上で安全に保存され30日後に削除)。

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