画像：Snap
SNSサービス「Snapchat」を運営するSnapは2月27日、チャットAIの「My AI」を発表した。大規模言語モデルにはOpenAIが提供する「GPT」の最新版を採用。同社の有料サービス「Snapchat+」向け機能として今週中にリリースされる予定だ。
自分好みにカスタマイズできるが会話内容には要注意
My AIはSnapchat上で利用できるチャットAI。ユーザーはMy AIに文章で話しかけることで、例えば親友に贈るプレゼントについて相談したり、夕食のレシピの提案を受ける、友人へ贈る俳句を考えて貰うといった機能を利用できる。My AIに名前や壁紙を設定することで、自分好みにカスタマイズすることも可能だ。
ベースとなる大規模言語モデルは、OpenAIのGPT（最新版）を使用。偏った情報、不正確な情報、有害な情報、または誤解を招く情報を避けるよう、Snapによってカスタマイズされているという。
ただし、他の一般的なチャットAIと同じように、嘘を言ったり隠すべき情報を隠さず伝えてしまう可能性もあるため、同社はこうした欠陥がある前提で注意して使うようユーザーに求めている。
なお、My AIに対してユーザーが話しかけた内容はすべて保存されており、製品エクスペリエンス向上のために活用されることがある。個人的な秘密や仕事上の機密情報など、他人に知られてはならない情報は、My AIに伝えない方が良いだろう。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります