Xiaomi(シャオミ)は、スペイン・バルセロナにて2月27日から開催している「MWC Barcelona 2023」に出展。前日にグローバル発表をした「Xiaomi 13シリーズ」をはじめ(「シャオミ、1インチセンサーのライカカメラ搭載「Xiaomi 13 Pro」を海外発表」)、同社が取り扱っている各種デバイスを展示していた。
ライカカメラの最新ハイエンド「Xiaomi 13 Pro」のほかに
ミドルクラスの「POCO X5」シリーズも展示
Xiaomiブースは昨年と同じく、大手スマートフォンメーカーなどが集まっているホール3だが、南側のエリアを使用していた。ブースの中央には、「Xiaomi 13 Pro」「Xiaomi 13」のほか、「Redmeシリーズ」などを展示。「Xiaomi 13 Pro」や「Xiaomi 13」などの最新モデルについては、別記事にてフォトレポを掲載しているので(「1インチのライカカメラ! シャオミ「Xiaomi 13 Pro」の実機を発表会で触った」)、そちらを参照してほしい。
また同社のブースには、別ブランドとして展開している「POCO」の製品展示エリアもあり、2月上旬に発表された新モデル「POCO X5 5G」と「POCO X5 Pro 5G」を展示していた。
2足歩行型のロボットに各種家電製品も
日本での展開にも期待したい
さらに最近Xiaomiが力をいれているロボットも、4足歩行型の「CyberDog」と2足歩行型の「CyberOne」を展示。残念ながら「CyberOne」は静態展示だったが、CyberDogはエリア内で自立稼働させていた。
Xiaomiはスマートフォンだけでなく、IoT機器や生活家電なども豊富に取り扱っているため、ブースの周辺エリアでは「Smart Home Cinema」や「Smart Living Room」、「Smart Workspace」とテーマごとに、各種デバイスをアピールしていた。
Xiaomiのラインアップは総合家電メーカーなみに豊富で日本で未発売のものも多いため、詳細な紹介は省くが、こういったメーカーでは定番のテレビやスピーカーから、プリンター、ルーターだけでなく、調理家電や食洗機まであり、Xiaomi製品だけでビジネスから生活までこなせるのではと思わせるほど。
Xiaomiというと、まだ日本ではスマートフォンメーカーというイメージが強く、一般的な認知度は高くない。そこでこれらスマートフォン以外の製品を日本にも大量に導入し、また海外では展開しているリアル店舗も日本でスタートすれば、「Xiaomi」というイメージが日本ではまた違った印象で広がるのではと感じさせるブースだった。
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