ウイングアーク1stとテラスカイは2月28日、電子帳簿保存法分野での協業を開始した。テラスカイの提供する経費精算システム「mitoco Work(ミトコワーク) 経費」のオプションとして「mitoco電子帳簿保存法対応オプション」を提供開始した。
mitoco電子帳簿保存法対応オプションはウイングアーク1stの文書管理ソリューション「invoiceAgent 文書管理」のOEM提供を受けており、mitoco Work 経費と組み合わせて利用することで、電子帳簿保存法の保存要件を満たした経費精算を行なうことができるソリューション。
mitocoシリーズはSalesforce上で動作するグループウェアおよび勤怠管理、経費精算管理から構成され、社員のスケジュール管理からそれに伴う経費精算、また営業活動における商談情報から顧客情報までをSalesforce上で一気通貫して管理できる。invoiceAgent 文書管理は電子帳票プラットフォーム「invoiceAgent」シリーズで、電子帳簿保存法に対応し、電子文書などを自動で仕分け・保管する機能に優れているという。
今回のmitoco電子帳簿保存法対応オプションのリリースにより、ユーザーは経費精算時に領収書をはじめとする証憑書類を、電子帳簿保存法の保存要件を満たした形でデータ化して管理・運用が可能になるほか、タイムスタンプを付与できるため非改竄証明も同時に対応する。
両社は今後も協業を深め、Salesforceユーザの電子帳簿保存法対応を支援していくとしている。
mitoco 電子帳簿保存法対応オプション
初期費用:25万円
ユーザーライセンス(月額):3万円/10ユーザー
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