プラスαの特典も比較する
次に加入して得られる特典だ。ワイモバは本来は月508円の「Yahoo!プレミアム」が無料になる。そして、Yahoo!ショッピングの購入時にポイント還元率が多くなる「Enjoyパック」(月550円)の存在が大きい。
このEnjoyパックは有料のオプションではあるが、Yahoo!ショッピングでのポイント還元率がアップ。さらに500円のクーポンまで付いてくる(500MBの通信量も)。うまく活用すればワイモバの月額料金の元を取ることさえ不可能ではない。ヤフー経済圏で生きている人にとっては多大なメリットがある。
反対にUQはといえば、ヤフー経済圏ほどサービスは充実しておらず、UQに加入しているから継続的におトクというものはあまりない。ただ現時点では、Apple Musicの6ヵ月間無料やYoutube Premium 3ヵ月間無料などが用意されている。もし、これらのサービスへの加入を検討しているなら、最初の数ヵ月だけだがUQが有利とは言える。
ネットワークの違いによるエリアの差は当然注意が必要
以上のようにサービスを比較すると、違いはそれほど大きくないようで、人によってはおトクさはかなり差が出てきそうだ。
また、それ以前にネットワークがauかソフトバンクかという点は使う人の行動範囲次第だろう。特にQRコード決済では、お店のレジ付近の通信状態が良好でなければ使い物にならず、建物内での電波の入りは以前にも増して重要になってきている。
どれだけきちんと使えるかということも重要なので、もし、UQかワイモバで迷うような場面になった場合は、今回の料金や特典だけでなく、エリアについてもあらためてチェックしてほしい。
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