Apple M2チップを搭載する新しいMac miniは2月初旬の発売以来、滑り出し好調のようです。「初めてのデスクトップのMac」としても良い選択肢になるM2搭載Mac miniですが、購入前や導入時に思案を巡らせたいポイントをまとめてみました。
M2/M2 Proチップが選べるデスクトップのMac入門機
Mac miniは、高いパフォーマンスと手頃な価格とのバランスの良さが魅力です。本体がとてもスリムでコンパクトであることから、デスクトップスタイルのMac入門機としても長く親しまれてきました。
Mac miniの新モデルは、2020年にアップルが発表した独自設計のMac向けSoCである「Apple M1」を搭載するモデル以来です。Apple M2チップはスタンダードなM2と、プロフェッショナルグレードのM2 Proが選べるようになりました。外観はほぼ変わっていません。
Apple Storeでの販売価格はM2モデルが8万4800円から、M2 Proモデルは18万4800円からとなります。10万円の価格差にはSoCのほか標準搭載のメモリー、ストレージのスペックと搭載するThunderbolt 4端子の数の違いが含まれています。さらに上位モデルは、オプションとして12コアCPUと19コアGPU搭載M2 Pro(通常モデルのM2 Proは10コアCPU/16コアGPU)が選べます。
SoCの実力はM2 ProがM2に比べて2倍のメモリー帯域幅を持ち、最大32GBのメモリーに対応しています。M2が搭載できるメモリーは最大24GBまで。
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