アスクは2月21日、Stereolabs製自律移動型ロボット向けAIステレオカメラ「ZED X」シリーズの取り扱い開始を発表した。短距離向け「ZED X Mini」とミッドレンジ向け「ZED X」の2種類を用意。発売は3月の予定だ。
ZED Xシリーズはステレオ深度センシング技術である「Neural Depth Engine2」を備えたAIステレオカメラ。16bit 3軸加速度センサーとジャイロスコープを組み合わせたIMUを備え、超低ノイズ、超低バイアスのモーショントラッキングを実現するとしている。
画質面では1200p、60fpsに対応したグローバルシャッターを搭載。さらに9枚構成のガラスレンズで高いMTF曲線、光学的な歪み補正を実現。ダイナミックレンジや画質を犠牲にすることなく、あらゆる動きをとらえることができるとのことだ。
本体にはIP66準拠のアルミニウム製エンクロージャーを採用。
GMSL2接続に対応し、最大4台までのカメラをJetson AGX Orin上で同期できる。また、ZED SDKを使えば複数のカメラから取得した点群、オドメトリを1つのデータに統合することも可能だ。
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