SIGMAは2月7日に発表会をおこない、ミラーレスカメラ用の単焦点レンズ「SIGMA 50mm F1.4 DG DN」を公開した。
価格は15万2900円で、対応カメラはシグマ、パナソニック、ライカのLマウントと、ソニーαのEマウントで、2月23日発売の予定である。
光学性能と高速AFを実現
SIGMA 50mm F1.4 DG DN
SIGMAのArtラインは「あらゆる設計要素を、最高の光学性能と豊かな表現力に集中して開発。高水準の芸術的表現を叶える」もので、「F1.4シリーズ」に新たに加わったのが、フルフレームミラーレス専用設計の大口径標準レンズ「50mm F1.4 DG DN | Art」だ。
内部は11群14枚構成で、非球面レンズ3枚、SLDガラス1枚を配置。カメラ側の機能で補正できない非点収差や像面湾曲などの諸収差を抑制している。
F1.4の大口径ながら画面周辺部の結像性能を追い込み、サジタルコマフレアを限りなく抑制しているため、シビアな点光源の描写を要求される星景・夜景撮影においても開放から十分に耐えられるだけの高い性能を発揮するという。
フルフレームミラーレス専用設計のArtラインとしては初めてリニアモーター「HLA(High-response Linear Actuator)」を採用。またフォーカスレンズを両面非球面レンズ1枚にすることで、高速・静粛なフォーカシングと高い追従性を発揮する。
レンズ構成:11群14枚
(SLD1枚、非球面レンズ3枚)
画角:46.8°
絞り羽根枚数:11枚(円形絞り)
最小絞り:F16
最短撮影距離:45cm
最大撮影倍率:1:6.8
フィルターサイズ:72mm
最大径×長さ:78.2×109.5mm
質量:670g
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