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チケットを取る際に座席からの球場の眺めを確認できる次世代型パノラマビューシステム「Seating Experience Assistant Technology」

2023年02月03日 17時30分更新

 梓総合研究所(AIR)とぴあは2月2日、次世代型のパノラマビューシステム「Seating Experience Assistant Technology」を開発したと発表した。

 2月1日に東京ヤクルトスワローズと明治神宮野球場の協力を得て、サービスを公式チケット販売サイト「スワチケ」に実装した。ボールパーク、スタジアム、アリーナの3Dモデルや観客席生成プログラム「Bowl Program」を応用し、ぴあのチケッティングシステムと融合してできた、チケット購入時に各席からの見え方をパノラマビューで確認できるソリューション。

 チケット購入時のUI/UXの向上とともに、将来的には席ごとの選手・演者の見え方や飲食スペース・トイレまでの距離などを付加し、観戦体験価値向上と混雑緩和に寄与することを目指すという。今後、さまざまなイベントなどで各ステークホルダーとともに実践を行ない、利用者のスポーツ観戦体験価値向上とスポーツ・エンタメビジネスにおいて重要なチケット収入の経営改善に貢献するとしている。また、将来的には、チームやリーグのポータルサイトなどと連携したチケット購入時から観戦時まで一貫したカスタマージャーニーを提供できるように検討を進めるとしている。

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