ディスプレイやオーディオ、コネクター周りも万全!
チップセット以外に変更点はほとんどない。2021年10月に登場した、M1 Pro、M1 Max搭載の14/16インチモデルとほぼ同じだ。ボディは少し脚が出っ張った最新世代のデザインのアルミユニボディ。ディスプレイは100万:1のコントラスト比を持つ非常に美しいXDRディスプレイ。
ポートはMacBook Airや13インチのMacBook Proとは違い、3つのThunderbolt 4に加えて電源用のMagSafe 3、HDMI、SDカードスロット、3.5mmヘッドフォンジャックと豊富なポートを持つ。変換アダプターを持ち歩かなくてもいい。
非常にゴージャスなサイズの感圧トラックパッドが用意される。キーボードはインテル世代よりストロークが増した、シザータイプ。キーボードの右上には、指紋認証でログインなどができるTouch IDを備えている。
ビデオ会議用のカメラは、1080pでコンピューテーショナルビデオを活用した非常に画質の良いもの。マイクはノイズキャンセリング効果の非常に高い、3マイクアレイの指向性ビームフォーミングマイクを備えており、近年増えたビデオ会議にも、明るい血色のいい顔、聞き取りやすい音声で参加することができる。さらにスピーカーは、薄いノートパソコンから出ているとは思えない重低音を実現するフォースキャンセリングウーファーを備えた、6スピーカーサウンドシステム。
チップセットの性能ばかりが注目されるが、映像やサウンドも含めて一切の妥協のないプロレベルのアウトプットを、オールインワンのコンパクトなボディにまとめているところが、MacBook Pro 14/16インチの最大の魅力だろう。
MacBook Airや、MacBook Proの13インチ、据置モデルと比較すると高価だが、「最高の製品を持ち歩ける」メリットの対価だとすれば高すぎるとはいえないだろう。
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