アップルが独自設計のM2チップを強化した「M2 Pro」「M2 Max」を発表、最上位のモバイルノート「MacBook Pro」の14インチと16インチに搭載します。上位M2シリーズのチップはMacBook Proにどんな革新をもたらすのでしょうか? 2月3日に発売を迎える新製品をレポートします。
AppleシリコンはM2 Pro/M2 Maxが選べる
アップルは、独自設計のApple M2チップを2022年6月のWWDCで発表しました。現行の13.6インチMacBook Airと、13.3インチのMacBook Proがいち早くM2チップを載せて登場。続く秋に、iPad ProもM2チップを採用しています。
M2 Pro、M2 Maxの各チップは、M2チップをベースにパフォーマンスの強化と電力効率の改善を図っています。14インチ・16インチのMacBook Proは、ともにカスタムオーダーが可能。M2 Pro搭載機は14インチが28万8800円、16インチが34万8800円から。M2 Max搭載機は14インチが44万8800円、16インチは49万8800円からとなります。M2 Maxを選択した方が、14インチと16インチの間の価格差が、1万円縮まるところが興味深いです。
12コアCPU/19コアGPU、16GBメモリ、1TBストレージのM2 Pro搭載機であれば、14インチと16インチの価格差が1万8000円まで接近します。全体のラインナップを俯瞰すると、M2 Proを搭載する14インチのMacBook Proが唯一20万円台を実現しています。CPU/GPUのコア数など仕様を少し変えているものの、アップルが「初めての上位MacBook Proユーザー」にも優しい価格設定のマシンを用意したことを歓迎したいです。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります