Wi-Fi 6EやHDMI 2.1にも対応。ただし「M2 Pro」から
デザインなどは変わっていないので、M1 Proから買い換える人は少ないかもしれない。一方で、最新のハードウエア仕様になっている部分もいくつかある。例えば、Wi-Fiは6GHz対応の「Wi-Fi 6E」になった。
まあ家庭などの場合、「2.4GHz帯も5GHz帯も、どうしようもないくらい混んでいる」のでないかぎり、Wi-Fi 6と6Eの差が明確にわかることはないだろうと思う。しかし、今から買うのだから6Eの方がいいのは間違いない。
HDMIの出力も「2.1」準拠になっている。HDMI 2.1では、4K・120Hzでの出力や8K出力、可変リフレッシュレート(VRR)などに対応している。最新のテレビとつなぐ場合、やはり気になるところだった。M1 Proモデルでは4K・60Hz固定でつながるところが、M2 Proモデルでは可変フレームレート(最大120Hz)で接続できる。
ただ現状、Mac miniを選ぶ時には注意していただきたい。同じ最新モデルでもSoCがM2の場合、HDMI 2.1対応にはならないようである。すなわち、HDMI 2.1仕様は現状「M2 Pro以上」の特権、ということになりそうだ。なお、MacBook Pro(14インチおよび16インチ)はM2 Pro以上となるので、どのモデルもHDMI 2.1に対応する。
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