角川アスキー総合研究所は1月27日、ゲームビジネスの世界動向を調査したデータ年鑑「グローバルゲームマーケットレポート2022」を発売開始した。価格は126万5000円。
グローバルゲームマーケットレポート2022
発行：角川アスキー総合研究所
編集：Newzoo International B.V.
発売日：発売中（2023年1月27日）
価格：126万5000円
言語：日本語
ページ数：本文162ページ（PDF）
付属：Excelデータセット
＊発刊後、四半期ごとにアップデート情報を計3回配信予定
販売ページ：https://f-ism.net/report/Global_Games_2022.html
ゲームビジネスにおけるマーケティングデータの世界的デファクトスタンダード
本年鑑は、海外ゲーム市場の調査会社「Newzoo International B.V.」（本社：オランダ アムステルダム、CEO：Michelle Van der Wilk-Rouhofさん）が発行する「Global Games Market Report」最新の日本語翻訳版。膨大なデータによる精度の高い情報分析により、ゲームビジネス業界におけるマーケティングデータのデファクトスタンダードとして世界的な評価を得ている。
世界市場の90％以上を占める36の国と地域を調査
北米、西欧、東アジアといった主要エリアはもちろん、東南アジア、中南米、東欧、中東アフリカなどのゲーム新興国も対象に、世界におけるゲーム収益の90％以上を占める36の国と地域で調査を実施。
メタバースやVRなど最新トレンドも網羅
ゲームプラットフォームのエコシステムに着目し、従来のプラットフォーム別や地域別の市場規模に加えて、プレイステーションやEpic Games Store、App Storeといったエコシステムごとの市場規模データも収録。さらにVRデバイスの普及状況や市場規模、ゲーム内広告の再浮上、クラウドゲームの現状、Play-to-EarnとNFTに対する各地域のゲームプレイヤーの意識調査など、ゲーム市場における最新のビジネストレンド情報を多数掲載している。
四半期ごとの中間アップデート情報も順次配信
本年鑑の購入者向けに、四半期ごとのアップデート情報を計3回配信。変化の過渡期にあるゲームビジネスに対応すべく、市場の変化を細かい数値データやトピックスとともに提供する。
■主要トピックス
2022年の世界ゲーム市場規模は前年比4.3%減の1844億ドルに
2022年の世界ゲーム市場は、ロックダウンにともなう成長後の調整局面に入った。インフレによる消費者の可処分所得の減少や、ユーザー追跡防止機能による収益機会の減少などが影響し、前年比4.3％減の1844億ドルを見込んでいる。とくにモバイルゲーム市場の減少が前年比6.4％減とやや大きく922億ドルとなる見込みだ。
2023年以降は再び成長軌道に乗り、2025年には2113億ドルまで拡大を想定
しかし世界のゲームプレイヤー数は、前年比4.6％増の約32億人でエンゲージメントはまったく低下しておらず、2023年以降は再び成長軌道に戻ると推測。2025年には2113億ドルまで市場規模が拡大すると推測する。
※通貨単位「ドル」は、いずれも「米ドル」を指します。
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