MICINは1月25日、医療機器プログラム「生体音測定アプリBSA-01」の医療機器製造販売承認を取得したことを発表した。
今回、医療機器製造販売承認を取得した本プログラムは、患者が自宅でスマホを使って生体音の一つである呼吸音を取得し、診療に活用する医療機器プログラムで、オンライン診療にも活用可能なものとなっている。
オンライン診療では、ビデオ通話越しでの問診に加え、患者の表情、動作、音声や、オンライン診療システムと連携したアプリやウェアラブルデバイス、医療機器から収集するPHRデータなどの情報をもとに診療が行なわれる。
一方で聴診、触診などオンライン診療では取得が難しい身体情報や、診療時には観察できない症状も存在するという。
そのため、同社の第一号医療機器プログラムとして、付属のデバイスを用いずにスマホを使用して患者の呼吸音を取得し、医療者に提供することでオンライン診療にも活用可能な医療機器プログラムの開発に取り組んできたとしている。
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