花形といえばチューンドカー!
ASCII.jp交遊録はこの辺にして、オートサロンらしくチューンドカーを見てみましょう。チューンされるベース車両にはブームがあり、今年はフェアレディZだらけ。
とにかく今年は、どのブースに行ってもフェアレディZ。圧倒的人気の高さです。エンジンは基本的にスカイライン400Rと同等なので、チューンは比較的実績ができているようです。
ゆみちぃ部長的に気になったのは、アバルト595のチューニングカー。「あのクルマをチューニングするんですか?」と目を白黒。数少ない5ナンバーMTホットハッチということで、人気が高いそうです。
部員Kと部員S的に魂を引き上げられたのは、RE雨宮のコンプリートカー「ストリート8」。なんと筑波サーキットを1分5秒台で周回できるスペックでありながら、普段使いもできるRX-8なのだとか。さらに驚きは、このクルマが常時販売可能なコンプリートカーということ。
常時販売できるってすごいなぁと感心していたら、ロータリーエンジンの神様といわれる雨宮勇美さんの姿が! ということで、ツーショットをお願いしたところ「こんな77歳のおじいちゃんと一緒に撮って何が楽しいの?」と笑いながらパチリ。にしても雨さん、77歳には見えません。撮影が終わったら「Kさん、あそこに女の子がいますよ」とゆみちぃ部長。それはRE雨宮のアテンダントさん。背中に冷たい視線を感じながら、部員Kは夢中でシャッターを切っていました。
アニメコラボやシミュレーター
惜しくも亡くなったケン・ブロックのマシンまで!
自動車以外のブースも見てみましょう。富士スピードウェイのブースでは、ゆるキャン△とのコラボグッズを発見。すると「ゆるキャン△、うちの会社、関わっていますよ」とMAGES.さんからゲームが出ているというではありませんか。アイドルからまさかの言葉に「お世話になっています!」という富士スピードウェイ営業スタッフ。ということでパチリ。
「ところで、なんで富士スピードウェイとゆるキャン△がコラボしているんですか?」と素朴な疑問を抱いた部長。「24時間レースをはじめ、富士スピードウェイは場内宿泊が充実しているんですよ」と語ると「一度行ってみたいです!」とノリノリ部長になったのでした。
シミュレーターを使って実際にeスポーツ大会を行なうブースもありました。「DRiVe-X」は、アクチュエーター付きのシミュレーターシートで、この手のモデルとしては比較的コンパクト。価格は262万3000円(税別・配送料別)だそうです。
最後に「アウディ S1 フーニトロン」をご紹介しましょう。これは先日他界した世界的なラリードライバーであり、ドリフトアーティストとしても知られるケン・ブロック氏の最後の愛車です。アウディがケン・ブロックのために開発したワンオフBEVで、カーボンファイバーシャーシに2基のモーターを搭載しています。このフーニトロンの走りをYouTubeで公開すると1ヵ月で500万再生を達成。ですが、この動画がケン・ブロック最後の作品となってしまいました。
こうして巡り巡ったオートサロン。ゆみちぃ部長は「疲れた……」とポツリ。そして「昨年に比べて、全体的におとなしい印象を受けました。昨年は音楽をガンガンに流したり、ギラギラしたクルマが多かったように思うのですが」とのこと。きっと見慣れたんじゃないかな? 「あと昨年に比べ、人が多かったですね。プレス時間なのに」とボヤキも。確かに多くて、撮影を諦めることが多かったのも事実です。
ということで、ゆみちぃ部長は取材をしながら動画を回していますので、ぜひご覧ください。
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