週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

Youtube、米ロックフェス「コーチェラ」とのライブストリーミング契約を2026年まで延長

2023年01月19日 13時15分更新

 YouTubeは1月17日(現地時間)、カリフォルニア州インディオの砂漠地帯コーチェラヴァレーで毎年4月に行なわれている野外音楽フェスティバル「コーチェラ」の主催者であるゴールデンボイスと2026年まで独占的なパートナーシップを更新したことを公式ブログで発表。これにより世界中の音楽ファンは今後もYoutubeから無料でライブストリーミングやオンデマンド映像を視聴できるようになる。

世界中のファンと同時に楽しめるフェスティバル

 コーチェラがスタートしたのは1999年、YouTubeは2011年に主催のゴールデンボイスと契約を結び、それ以降毎年独占ライブストリーミングを行なっている。

 パンデミックの影響で2020年および2021年にフェスは延期されたものの、去年は3年ぶりに復活し、ビリー・アイリッシュやハリー・スタイルズといった人気アーティストが出演、日本からは宇多田ヒカルも出演し話題を集めた。

Coachella 2023参加アーティスト

 今年のコーチェラは、4月14日〜16日と4月21日〜23日の2週にわけて6日間開催が予定されており、バッドバニー、ブラックピンク、フランク・オーシャン、ビョーク、ケミカルブラザーズなどの豪華ラインナップがすでに決定している。

 Youtubeでは高品質のライブストリーミングおよびオンデマンド視聴に加え、統合されたYouTube Musicのプレイリストを聞いたり、YouTubeショートで舞台裏の様子を見たり、YouTubeショッピングでコーチェラやアーティストのグッズを購入したりできる。

 今回のラインナップには欧米だけではなく、ブラジル、フランス、アイスランド、インド、ジャマイカ、ナイジェリア、プエルトリコ、韓国、スペインなど世界中の様々な国からアーティストが参加している。会場に行ける人だけではなく、行けない人はYouTubeのストリーミングで参加しながら世界中のファンと同時にライブを楽しむのがこれからの大型フェスのスタンダードな形になっていくのかもしれない。

■関連サイト

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう