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無料でルームを作成できる! 仮想空間(DOOR)を活用した「バーチャル西新宿」がスタート‼

 皆さま、こんにちは。NTT東日本のバーチャル西新宿事務局です。

 西新宿スマートシティ協議会では、西新宿エリアのさまざまな課題解決に向けて複数のプロジェクトが同時に進んでいます。その一つが、「認知度向上、地域への参加促進」という課題の解決に向け、NTT東日本がプロジェクトリーダーとして取り組んでいる「コミュニティ形成・交流人口増加プロジェクト」です。

 長らく続く新型コロナウィルスの影響から、イベントや催事の中止、外出機会の抑制、テレワークの推進等により、人と人、人と都市の接点が大きく減少しているなかで、今回NTT東日本が主体となって、リアルだけでなく、メタバース仮想空間「DOOR」を活用したコミュニケーションプラットフォーム「バーチャル西新宿」を昨年12月から立ち上げました。

 バーチャル西新宿事務局は、「バーチャル西新宿」におけるルームの制作支援やプロモーションに関わっています。

 そこで、皆さんにメタバース仮想空間「DOOR」の取り組みや、楽しみ方などをこの連載でお伝えしていきたいと思います!

 メタバースは仮想空間を指し、バーチャル上での空間の移動や、アバターを使って音声やチャットでのコミュニケーションも行うことができます。

 このNTTグループが提供する「DOOR」では、基本的な機能は誰でも無料で簡単にルームという空間を制作することができ、YouTubeなどの動画や既存ホームページへのリンクを貼ることなどもできます。また利用者はVRゴーグルなどの特殊なデバイスを用いることなく、パソコンやスマートフォンからメタバース空間を自由に楽しむことができます。

 「バーチャル西新宿」では、西新宿の様々な企業・団体・店舗などの取り組みを知ってもらう(認知度向上)、実際に西新宿に来なくても各ルームを自由に回遊・体験してもらい、アバターを使ってコミュニケーションを図ったり、リアルな地域イベントへ参加(地域への参加促進)を目的にしています。

 現在、損害保険ジャパン株式会社、工学院大学様等のいくつかのルームが既に立ち上がっており、今後も順次、色々企業・団体のルームが増えていく予定ですので、ご期待ください。

 この取り組みはメタバースだけで完結するのではなく、リアルな取り組みとの連動を目指しており、例えば、法人向けイベントであれば、時間や移動の制約に捉われることなく、参加機会を増やしたり、デジタルミュージアムであれば一部を公開し、実際に来館してもらうように誘導するなど、リアルとバーチャルの融合による相乗効果を目指しています。

 実際の「バーチャル西新宿」では都庁前をスタートに企業・団体のルームへ自由に移動することが可能で、それぞれのルーム内を巡ることができます。

 すでにいくつかのルームが公開されており、新宿中央公園の泉の広場をベースにしたルームでは、あのナイアガラの滝も再現されています。

 写真では少し伝わりにくいかもしれませんが、水が流れている様子などリアルに再現されていますので、実際にご覧いただければと思います。

 こちらの公園のルームは、「昼」と「夜」の二つの景観でルームが分かれており、公園のイベント情報などのほか、西新宿で行われるイベントの告知なども行います。

 現在は小田急電鉄主催の「キャンドルナイト」の前回開催時の写真が展示されています。ぜひ「夜」のルームでライトアップを体験してみてください!

「バーチャル西新宿」からは、以下のリンクより会員登録不要で体験できます
  ↓↓↓
【バーチャル西新宿】
https://door.ntt/web/event_detail/index.html?id=78

 「バーチャル西新宿」では、本取り組みにご協力いただける企業・団体様を募集しております。原則、西新宿に拠点を置く企業・団体様となりますが、関心のある方は文末の連絡先よりお問合せください!

 今回は、「バーチャル西新宿」の概要についてお伝えしました! 

 今後はルームの追加、コンテンツの追加などがあれば随時更新いたします。どうぞ次回もご期待ください!

 最後までお読みいただきありがとうございました。

著者プロフィール
ペンネ―ム>
バーチャル西新宿事務局(NTT東日本)

プロフィール>
「西新宿スマートシティ協議会」の取組の一環として、メタバースプラットフォーム「DOOR」を活用した西新宿の活性化を目指しています。
【「西新宿スマートシティ協議会」についてはこちらから】
https://smartcity-nishishinjuku.jp/

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