サッカー熱が高まった人も多いはず
2022年は4年に1度の大舞台であるサッカーのW杯が開催されました。日本代表の活躍は記憶に新しいところ。職場でもオフでも「ブラボー!」を連呼したり、朝まで試合を視聴して寝不足になったりした人も多いでしょう。
今回の大会では、テレビはもちろん、ネット配信での観戦も話題になりました。地上波の番組とは違う解説やゲストなどが注目されただけでなく、スマホやタブレットなどでどこでも視聴できる利便性に、多くの人が助けられたはず。
世界のサッカー選手の華麗なプレーに魅了され、サッカー熱が高まった人も多いはず。そうなると、海外のサッカーの試合を観たいと思うものでしょう。
しかし、ストリーミング動画サービス、ビデオ・オン・デマンド・サービスなどの契約を面倒くさがり、「ネット上で、無料で観戦できないものだろうか」と思ってしまったら、その先には大きな罠が待っているかもしれません。
無料で観戦できる配信サービスを装って個人情報を入力させたり、視聴アプリのフリをしてデバイスにウイルスを感染させたりするサイバー犯罪も多いのです。サッカー熱が冷めやらぬ今だからこそ、公式サービスやテレビ中継以外での観戦は、避けるようにしましょう。
※以下は「無料の北京五輪観戦サービス・アプリを発見!? それは罠かも!」からの抜粋です。
今後、『金メダルを獲ったあの選手の演技をじっくり見直したい! どこかに録画映像はないかな……?』などとネットを検索すると、「あの人気競技が無料で観戦できる配信サービス!」などと銘打ったWebサイトが見つかるかもしれません。
そして、録画映像を見るためにはユーザー登録が必要ですなどと、言葉巧みにあなたの個人情報を入力させようとするでしょう。もしくは「こちらのURLから閲覧用のスマホアプリをダウンロードしてください」とアナウンスされるかもしれません。
一見、至れり尽くせりのサービスに思えますが、万が一、そんなWebサイトを見つけてもユーザー登録やアプリダウンロードの誘いに乗ってはいけません。どちらも悪意ある人たちが仕掛けた罠の可能性があるからです。
そのWebサイトは、あなたのようなスポーツファンの個人情報を盗むために作られたフィッシングサイトかもしれません。また、閲覧用を名乗るアプリもウイルス入りでないとも限りません。その場合、あなたのスマホから大切な個人情報が人知れず外部に漏れ出してしまうことが考えられます。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう