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G-Master Velox Intel Editionをレビュー

BTOが苦手なら13400F&RTX 3060のサイコム製鉄板ゲーミングPCで決まり

2023年01月18日 11時00分更新

カスタマイズが必要最小限でも大満足の1台に

 BTOパソコンは、好みのスペックにカスタマイズできるという点が最大のメリットだ。特に、サイコムの製品は選択できるPCパーツの種類が多く、メーカーやシリーズまで選べ、自作PCに近いコダワリ構成にできるところが魅力となっている。

 しかし、選択できるPCパーツの種類が多すぎるせいで、逆に何を選んでいいのかわからないという状況になってしまう人もいる。そうした人にとっては、「なにも選ばずに」満足できる標準構成で20万円を切っているG-Master Velox Intel Editionは、理想の1台と言えるだろう。

 もちろん、まったくカスタマイズできないのではなく、CPUやビデオカードを高性能モデルに変更したり、メモリーやSSDを増量するといったこともできる。そして、PCパーツはサイコムによって厳選されたものなので、怪しい安価なものが使われることはない。

 安心できる構成で、性能面でも満足でき、見た目まで美しいBTOパソコン。ゲーミングPCが欲しいけれど、どれを買えばいいのかわからない……と悩んでいる人にこそ選んで欲しいモデルだ。

ちなみに、前面ファンにはFractal Designの120㎜ファン「Dynamic X2 GP-12」が追加されている。そのため、今後ビデオカードやCPUをより高性能かつ発熱の高いものにアップグレードしても、安定運用できるだろう

【2023年1月19日14時36分追記】

 サイコムによれば、現在G-Master Velox Intel Editionは人気のあまり生産終了になったとのこと。そこで、PCケースのみをFractal Designの「Pop Silent White TG Clear Tint」に変更した、後継モデル「G-Master Velox II Intel Edition」を発売した。直販価格は19万2670円(配送料込み)となるが、発売を記念して2023年1月31日まで1万円引きの18万2670円になる。気になっている方はこの機会をお見逃しなく!

G-Master Velox II Intel EditionのPCケース、Pop Silent White TG Clear Tintも120 mmファンを標準で3基搭載し、エアフローが優秀だ。CA-H510I-W1と同様、強化ガラスパネルを採用し、見た目の上品さも甲乙つけがたい

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