「西新宿先端サービス実装・産官学コンソーシアム」の発足式を開催しました！

2023年01月11日 10時00分更新

※新型コロナウイルスに関係する内容の可能性がある記事です。

　新型コロナウイルス感染症については、必ず1次情報として厚生労働省や首相官邸のウェブサイトなど公的機関で発表されている発生状況やQ&A、相談窓口の情報もご確認ください。またコロナワクチンに関する情報は首相官邸のウェブサイトをご確認ください。※非常時のため、すべての関連記事に本注意書きを一時的に出しています。

　東京都デジタルサービス局デジタルサービス推進部です。（旧次世代通信推進課note）。デジタルサービス局は、デジタルの力を活用した行政を総合的に推進し、都政のQOSを飛躍的に向上させるため、新たに設置した組織です。その中で、ネットワーク推進課は、東京の成長戦略やＩＣＴ利活用の更なる推進のため、2019年（平成３１年）４月に新たに設置された組織です。その中で、次世代通信推進課は、TOKYO Data Highwayの構築を推進し、いつでも、誰でも、どこでも「つながる東京」の実現に向け、取り組んでいます。

　都民の皆様がどこにいてもサクサクつながる環境を構築するため、全国初となる５Ｇアンテナ基地局を搭載するスマートポールの試行設置や通信事業者が５Ｇアンテナ基地局を設置しやすいように、行政財産を開放するなど様々な取組みを展開しています。こうした日々の取組みを都民の皆様に情報発信していきます。

■前回の紹介記事はこちら
デジタルサービス局の仕事ってどんなこと？　「都庁インターンシップ2022」実施！

※過去の連載記事はこちら：東京都デジタルサービス局デジタルサービス推進部ネットワーク推進室（旧次世代通信推進課note）連動企画

　みなさんこんにちは！　スマート東京先行実施エリアである西新宿では、５Ｇや先端技術を活用した、まちづくりや働き方等の分野横断的なサービスの都市実装に向けた取組を推進しています。

　2022年9月16日（金）に、先日設立をお知らせした「西新宿先端サービス実装・産官学コンソーシアム（以下「コンソーシアム」という。）」の発足式を開催しました。

発足式の様子

　今回の発足式は、「サービスの実装」という目標をもって西新宿に集まった事業者が一堂に会しコンソーシアムでの具体的な取組を明らかにすることで、サービスが実装された西新宿の将来像についての共通認識を持ち、コンソーシアムに関わる方々の思いを一つにすることを目的として開催しました。コロナ禍での開催となりましたので、会場とオンラインのハイブリッド形式で実施しました。

　東京都とともにコンソーシアムの事務局を担う　一般社団法人　新宿副都心エリア環境改善委員会（以下「エリマネ」という。）の村上さんが司会を務め、宮坂副知事による開会挨拶から始まりました。

宮坂副知事による開会挨拶

　そして、東京都からコンソーシアムの概要について説明した後、今回のコンソーシアムでの活動の中核となる「分科会」ついて、各分科会の代表の方から、今後の取組内容や2024年度にそれぞれのサービスを実装した西新宿の将来像について熱く語っていただきました！

5つの分科会

各分科会の代表の方からの熱い発表

　各社とも熱の入った発表で、これからの西新宿がとても楽しみになるような内容でした！

デモ体験会

　また、「感触制御技術を活用した社会課題の解決手段の検討分科会」の代表であるモーションリブ株式会社による感触制御技術のデモ体験を実施し、エリマネ小林理事、東京都宮坂副知事、久我デジタルサービス局長が実際に感触制御技術を体験しました。

感触制御技術のデモ体験（1）

感触制御技術のデモ体験（②）

　マジックハンドのようなもので、「スポンジをつかむ感覚」や「ビー玉をつかんでいる感覚」を疑似体験できるというもので、本当に触っているように感じる技術です！

　この技術を活用して、今年度、西新宿では動物を疑似的に触ることができる「さわれるAR動物園」を開催する予定です。みなさん、ぜひ楽しみにしていてください！

チーム西新宿で進めるこれからのまちづくり

　そして最後に、エリマネの小林理事より、地域を代表して「コンソーシアムに期待すること」を述べていただきました。エリマネとしてこれまで西新宿で進めてきた街づくりの軌跡と、これからの西新宿の将来像を語っていただき、その実現に向けてコンソーシアムに参加する会員全員が、チーム西新宿として一体となって進めていこう、という熱いメッセージをいただきました。