アップルは最大48個のCPUコアと同152個のGPUコアのスペックを誇るハイエンド「M2 Extreme」チップを搭載した新型Mac Proの製造計画を中止したという。米メディアBloombergのMark Gurman記者が12月18日付けのニュースレターで伝えた。
同氏によると、M2 Extremeチップは生産の複雑さとコストに問題を抱えており、アップルは開発計画の棚上げを決めたという。
代わりにアップルはM2 Ultraチップを搭載した新型Mac Proを発売する計画を進めており、こちらはメモリやストレージなど一部のコンポーネントを拡張できる設計になっているとのこと。
M2 Ultraチップは最大24個のCPUコアと同76個のGPUコア、そして最大192GBのメモリをサポートするという。
現行のMac Proは192GBまでメモリをサポートするためスペックが落ちてしまうが、コンポーネントの拡張性はそれを補うために準備されているとGurman記者は説明している。
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