定番ベンチマークでも公称値通りのシーケンシャル速度に!
続いてはストレージベンチマークの定番「CrystalDiskMark 8.0.4」で、「990 PRO」の実力を確認していこう。テストはデフォルトに加え、ピーク性能をチェックするために、「NVMe SSD」モードも選んでいる。テスト容量は1GiBと64GiBで実行している。
NVMe SSDモードでもピーク性能を確認
シーケンシャルアクセスの「SEQ1M Q8T1」は「Samsung Magician」と同じ傾向で、リードは安定して公称値を上回る7460MB/sを発揮し、ライトも公称値と言っていい6880MB/s前後の高速な書き込み速度を備えている。
ランダムアクセスは、NVMe SSDモードの「RND4K Q32T16」をIOPS換算すると、リード約119万 IOPS、ライト約112万 IOPSになっている。
リードは、ほぼ1TBの公称値を発揮しているが、ライトは「980 PRO」から、しっかりと向上しているものの、残念ながら公称値の155万 IOPSには達しなかった。ファームウェアのアップデートでのパフォーマンス向上に期待したいところだ。
ATTO Disk Benchmark V4.01
次はATTO Disk Benchmarkを使って、シーケンシャルアクセスのピーク性能をチェックしていこう。
公称値には達しなかったが、シーケンシャルアクセス速度はここまでと同じく優秀で、リードは最高6.95GB/s、ライトは最高6.42GB/sを記録している。「980 PRO」からはリードで約8%だが、ライトは約32%の向上となっている。
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