AMD環境でその実力をチェック
ここからは、「990 PRO」1TBモデルの実力を、AMD Ryzen 5 7600Xや、AMD X670Eチップセット採用マザーボードで構成したテスト環境に取り付けてみていこう。比較には、同じ容量1TBの「980 PRO」を用意。ともにCPU直結のPCIe5.0×4対応M.2スロットに取り付け、OSは別のストレージに導入している。
| テスト環境 | |
|---|---|
| CPU | AMD「Ryzen 5 7600X」 （6コア/12スレッド、最大5.3GHz） |
| CPUクーラー | DeepCool「AK500」 （空冷サイドフロー、120mmファン） |
| マザーボード | ASRock「X670E Pro RS」 （AMD X670Eチップセット、ATX） |
| メモリー | Kingston「FURY Beast DDR5-5200」 （16GB×2、DDR5-5200） |
| ビデオカード | Palit「GeForce RTX 3050 StormX OC」 （GeForce RTX 3050、8GB GDDR6） |
| システムドライブ | Samsung「980 PRO 2TB」（2TB M.2 SSD、PCIe4.0） |
| テストドライブ | Samsung「990 PRO 1TB」（1TB M.2 SSD、PCIe4.0） Samsung「980 PRO 1TB」（1TB M.2 SSD、PCIe4.0） |
| 電源ユニット | SUPER FLOWER「LEADEX V Gold PRO 1000W」 （1000W、80PLUS GOLD） |
| OS | Microsoft「Windows 11 PRO」22H2 |
「980 PRO」の1TBモデルと比較していこう
6コア/12スレッドCPUのRyzen 5 7600Xを使用している
ASRockのAMD X670E採用マザーボード「X670E Pro RS」を組み合わせた
「CrystalDiskInfo 8.17.11」で読み取った「990 PRO」1TBモデルの情報
まずは、Samsung SSD用ソフトウェア「Samsung Magician」にあるベンチマーク機能を実行してみた。
「Samsung Magician」。SSDの状態確認やファームウェアの更新、パフォーマンスアップなどの機能が使える
Drive Detailsタブ。シリアル番号やファームウェアのバージョンなど、ドライブ状態を確認できる
整合性をチェックできるDiagnostic Scanタブ
Performance Optimizationタブ。SSDパフォーマンスに関する設定を変更できる
990 PROのSamsung Magicianによるベンチマーク結果
980 PROのSamsung Magicianによるベンチマーク結果
990 PROのシーケンシャルは、公称値を上回る7451MB/sを記録し、ライトもほぼ公称値と言って良い6888MB/sを出している。ランダムは残念ながら、「980 PRO」からランダムリード1万 IOPSアップにとどまり、ライトは9000 IOPSダウンとなっていた。
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