戦国時代の机上に理想のスピーカー発見!
ニューノーマルな働き方が到来したことにより、テレワークが日常となった昨今。テレワーカーたちの机上120×50cm程度の限られた面積は、あらゆるガジェットが領地を奪い合う戦国時代のような様相を呈している。そんな情勢下にあっては、仕事用のパソコンに接続するスピーカーすら定位置を奪われかねない。
今回紹介するプリンストンのコンパクトサウンドバー「ED-MG300」と、コンパクトスピーカー「ED-R19BT」は、Edifierブランドならではの「高いコスパ」に加え、「小型化」を主眼に置いた、まさに令和の戦国デスクトップにふさわしい製品だ。さっそく見ていこう。
ゲームに仕事に! コンパクトで使い勝手のよいサウンドバー「ED-MG300」
まずは、Edifier製コンパクトサウンドバー「ED-MG300」から紹介しよう。この製品を一言で表すなら「マイク搭載で、仕事にもゲームにも最適なコンパクトBluetoothサウンドバー」だ。
まず目を惹くのはそのコンパクトなサイズ。約幅400×奥行85×高さ75mmと、サウンドバーとしては異例と言ってもよいほどのサイズだ。外部ディスプレーの足元に置いてもあまり主張しない。一方で重さは約880gあり、机上に設置すればキッチリ安定して“据わる”感じがある。給電用のUSBケーブルに引っ張られたり、机上のモノがぶつかったりしても容易に動くようなことはない。
なお、サウンドバーでありながらディスプレー台の上にも配置できるサイズなので、配置の自由度はかなりのもの。ディスプレーアームを使っているなら、より都合よい場所に置けるだろう。
「ED-MG300」の筐体色はブラック。横長の六角形が2つ組み合わされたような意匠が印象的だが、決して悪目立ちするほどでもない。どこかゲーミング製品らしいデザインでもある。なお本体にはRGBライトが装備されていて、エッジ部分が鮮やかに点灯する。ゲームプレイ時のテンションアップに貢献するだろう。
スピーカーの定格出力は左右2.5Wずつ、計5W。決して大口径ではないが机上で使う分には必要十分と言えるだろう。大きな特徴はマイクが内蔵されていることだ。これによってヘッドセットを装着しなくともボイスチャットが可能となる。
もちろん、オンライン会議の際にもマイクスピーカーフォンとして活用できる。音源となるデバイスとの接続はBluetoothとUSBに対応。使用にあたってはUSBケーブルによる給電が必要なので、机上に据え置くのであれば、実質USB接続機器として使うのが理想となるだろう。音質モードとして「MUSIC」と「GAME」の2モードを搭載。再生するソースに合わせて好みの音質を選べる。
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