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みんなに役立つ! iPhoneの「アクセシビリティ」機能を知ってほしい

2022年12月07日 12時00分更新

iPhoneのカメラが実現する「拡大鏡」の機能を使うと、取説などの小さな文字が読みやすくなります

iPhoneのカメラがデジタル虫メガネになる「拡大鏡」

 最新のiOS 16には一般の方々がiPhoneで便利に使えるアクセシビリティ機能が揃っています。まずは「拡大鏡」を紹介します。

 拡大鏡はiPhoneのカメラを活用する「デジタル虫メガネ」です。拡大鏡を起動してiPhoneのカメラを向けた対象を何でも拡大表示できます。「検出モード」ではiPhoneのカメラとセンサー、デバイス上の機械学習エンジンが連動して「人」と「ドア」が検出できます。

 拡大鏡はiPhoneのコントロールセンターに常時表示して、必要な時に素速く呼び出せます。「設定」アプリから「コントロールセンター」を開き、拡大鏡のコントロールを追加しましょう。

 コントロールセンターから拡大鏡を立ち上げて、歯車の形をした機能の設定アイコンをタップすると、一番下に人とドアの「検出」を選べるメニューが表示されます。

拡大鏡を立ち上げて「ドアの検出」を選択。ドアにiPhoneのカメラを向けると、ドアまでの距離やドアに記載されている注意書きが文字化され、画面に表示されます

 検出モードは拡大鏡の副コントロールメニュー画面に並ぶ四角いアイコンをタップすると起動します。画面左側のアイコンから人、またはドアの検出を選択します。対象を検出した場合のフィードバックは、イヤホンなどBluetoothオーディオ機器を装着している状態で「音」を確認したり、iPhoneを小刻みに振動させる「触覚」などが選べます。「読み上げ」をオンにすると、検出したドアに書かれている「閉館」など標識の記載を音声で知らせてくれます。

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