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「フレッツ 光ライト」利用者減少でサービス終了へ。「光回線を利用した電話サービス」を提供開始予定

2022年12月01日 18時20分更新

「フレッツ 光ライト」(NTT東日本)

 東日本電信電話(NTT東日本)と西日本電信電話株式会社(NTT西日本)は12月1日、「フレッツ 光ライト」「フレッツ 光ライトプラス」(NTT東日本のみ)について、2023年3月31日をもって新規申込受付を終了し、2025年3月31日にサービス提供を終了することを発表した。

 両社は、インターネット利用時におけるデータ利用量が少ないユーザ向けのサービスとしてこれらのサービスを提供してきたが、動画サービス等のコンテンツの大容量化が進む中で利用者が年々減少していること、また、フレッツ 光ライト等専用の関連物品の保守期間の限界が見込まれることから、サービス提供を終了する。

 NTT東日本によると、フレッツ 光ライト等の利用者の多くが、インターネットを利用せずにひかり電話サービスを利用しているという。そのような利用者向けに、両社は「光回線を利用した電話サービス(仮称)」を2023年3月31日より提供開始する予定として、移行を呼びかけている。なお、光回線を利用した電話サービス(仮称)はインターネット接続サービスを利用できないが、地デジ・BS等が視聴できる「フレッツ・テレビ伝送サービス」をオプションとして利用できる。

 フレッツ 光ライトでインターネットを利用中の場合は「フレッツ 光クロス」、「フレッツ 光ネクスト」もしくは「光コラボレーションモデル」の各サービスへの移行を勧めている。また、提供終了に際して、他サービスへ移行しやすいよう、移行特典や、簡単にサービス切り替え手続きを進められる方法等を準備中だとしている。

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