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「aiwa」が投入した初のタブレットは専用キーボードなどで拡張性が高い

2022年11月26日 12時00分更新

性能はエントリー寄りのミドルクラス

 ベンチマークを測定するとAnTuTuは18万6657、Geekbench 5はシングルコア291、マルチコア1303で、ミドルレンジの製品であることがわかる。ハイパフォーマンスなゲームなど重い操作はやや不向きだが、ブラウジングなどは問題ない。ディスプレーのタッチの反応も良好で、一般的な利用なら不満なく使えるだろう。

AnTuTuとGeekbench 5のスコア

 タブレットでの一番の用途は動画視聴だろう。DRM Infoで確認するとWidevineはL3なので一部のストリーミングサービスは高画質での再生はできない。このあたりはスペックを考えると仕方のないところ。とはいえYouTubeの動画などは問題なく視聴でき、クアッドスピーカーの音も悪くない。価格的にはヘッドフォン端子も欲しいところだが、Bluetoothヘッドセットを接続しての視聴も特に気になることはなかった。

YouTubeビデオの視聴も問題ない

 また画面の分割表示に対応し、2つのアプリの同時表示も可能だ。分割操作もストレスを感じることはなくスムーズにでき、動画を見ながらウェブサイトやSNSを見る、といった使い方も問題ない。キーボードをつないで動画を見ながら作業することもできるだろう。なお、分割画面は左右でサイズを変えることも可能だ。

2つのアプリを分割画面で表示

画面サイズは2/3+1/3程度まで調整できる

【まとめ】タブレット入門機としてもオススメできる

 JA2-TBA1001の価格は3万9800円(サイトオープン記念価格)。このクラスの製品としてライバルはレノボの「Lenovo Tab M10 Plus (3rd Gen)」あたりだろうか。aiwaデジタル初の製品としてはバランスよくまとまっており、タブレット入門機としての購入も検討したい。専用キーボード(5180円)でビジネスユースにも対応できる拡張性も持っているなど、マルチユースに利用できる汎用タブレットと言えるだろう。

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