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ハンズオフでドライブできたら最高! 日産のプロパイロット 2.0で高速道路を走る

2022年10月30日 15時00分更新

文● 栗原祥光(@yosh_kurihara) モデル●寺坂ユミ(@129Ym_afilia)編集●ASCII

マスクをしていると作動しないので注意
使いこなせば安全に快適に長距離ドライブができる!

プロパイロットボタン

 プロパイロット 2.0の使い方はカンタンで、高速道路に乗ってたらクルーズコントロールを使うだけ。表示が青くなればハンズオフ可能となります。というわけで、実際に試してもらおうとしたのですが……なりません。

プロパイロットを試そうとするゆみちぃ部長

プロパイロット2.0が作動している様子

 というのも、プロパイロット2.0には、運転手の様子を監視するカメラがついているから。これは運転支援中、ドライバーに不測の事態が発生した際にクルマを安全な場所で停止し、しかるべき場所へ連絡するためのもの。そのため「顔認識」の技術が用いられているのですが、取材時はコロナ禍ということもあり、マスクをしている都合上、クルマが顔を認識しなかったのです。そこでマスクをずらすと、サクッと表示は青になってプロパイロット 2.0が動作しました。

 「本当に大丈夫ですか? 手を離していいんですか? 足をアクセルから離していいんですか? 本当に離しますよ!」と半信半疑のゆみちぃ部長。一応、ブレーキペダルに足をおいておいてくださいね。後席に座るお目付け役のマネージャー氏も「本当に事故は起きないですよね? 大丈夫なんですよね?」と日産の技術に対して半信半疑。

ハンズオフ運転中の様子。ハンドルから手を放して顔をこわばらせるゆみちぃ部長

 恐る恐る手を離すゆみちぃ部長。「うぉ! マジ!? クルマが勝手に走っている!」と、まさに手放しで驚きっぱなし。「これ、俺より運転うまくね?」などと某CMのような事を口走ります。一方、マネージャー氏は身を乗り出して「本当に? 本当に大丈夫なんですよね?」と、目の前で起きていることに恐怖を覚えている様子。

 目の前にクルマが現れても、自動的に減速。「おぉ、ブレーキ踏んでいないのに、速度が落ちました」と感嘆の声。ここまでは手を放しているとはいえ、普通のアダプティブクルーズコントロールと代わりはありません。ですが、プロパイロット 2.0はここからが違います。

自動的にクルマが曲がっていく!

 高速道路にはコーナー(カーブ)があります。当然、曲がらないと車線をはみ出すばかりか、壁にぶつかります。「大丈夫なんですか? コーナーが近いですよ!」というゆみちぃ部長。アイドルゆえか、肝は座っているようですが、ちょっと怖がっているようです。するとハンドルを触れていないのに勝手に曲がっていくスカイライン。「なんじゃこれ!」と驚くのは無理もありません。

 しばらく走るとメーターに何やら表示が。なんとクルマが車線変更を勧めてくるのです。そこで「ウインカーを出してみてください」と部員から指示が。「あ、はい」というわけで、ウインカーを出すと、なんと自動的に車線変更をするではありませんか! なお、車線変更中はハンドルを握らないといけません。

 もはや言葉にならないゆみちぃ部長。ちなみにクルマが車線変更を指示しても、運転の主体はあくまで人間。ちゃんと後方確認をして行ないましょう。「車線変更しようとしたとき、後ろからものすごく速いクルマがやってきたらどうなるんですか?」と不思議に思う部長。その時は、クルマ側が危険と判断し、車線変更をやめようとします。そのために大量のセンサーがあるのです。

 「これなら、高速道路も快適ですね」と満面の笑み。「それに、このクルマがとてもいいんですよ。乗り心地も良いですし、クルマの中がとっても静か。それに安定感というか安心感がとても高いですね」と大絶賛! その一方で「これでSUVだったら……、電気自動車だったら……」とも。なお、プロパイロット 2.0でドライブ中の様子が動画でお届けしますので、記事を最後までお読みください。

 実は、プロパイロット 2.0が搭載された電気自動車のSUV、あるんです。それが日産ARIYA! ということで、次回は日産アリアを試乗します。

寺坂ユミ(てらさかゆみ)プロフィール

 1月29日愛知県名古屋市生まれ。趣味は映画鑑賞。志倉千代丸と桃井はるこがプロデュースする学院型ガールズ・ボーカルユニット「純情のアフィリア」に10期生として加入。また「カードファイト!! ヴァンガード」の大規模大会におけるアシスタント「VANGIRLS」としても活躍する。運転免許取得してから上京後は一切運転していないが、最近ペーパードライバーを脱出。こだわりが強く興味を抱くとのめりこむタイプであることから、お気に入りの1台を探す予定。

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