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「HUAWEI MateView SE」レビュー その2

ファーウェイのエントリーモニター「HUAWEI MateView SE」は組み立て簡単で縦横回転も可

2022年10月31日 10時00分更新

 ファーウェイは23.8型液晶ディスプレー「HUAWEI MateView SE」を発売中です。本製品には「縦横回転版」(2万6800円)と「標準版」(2万2800円)の2モデルが用意されています。今回は「縦横回転版」を試用して、「使い勝手チェック編」をお届けいたします。

ファーウェイ「HUAWEI MateView SE 縦横回転版」市場想定価格2万6800円

セットアップは工具不要、数分で完成します

 エントリー向けだからこそ「HUAWEI MateView SE」は組み立てがカンタン。スタンド(支柱)とスタンド(台座)を組み合わせてから、ディスプレー本体に装着するだけでOK。ネジは指で回せるので工具は不要。慣れれば1~2分で組み立て、分解できますね。

 「縦横回転版」だけに用意されているのがVESAマウント。ディスプレーアームなどを別途用意すれば、デスクの上に浮かして設置することも可能です。「標準版」にはVESAマウントは装備されていないのでご注意ください。

スタンド(支柱)とスタンド(台座)を組み合わせてから底面の手回しネジで固定。組み上がったスタンドをディスプレー背面にはめ込めば完成です

VESAマウントを利用すればディスプレーアームなどに装着可能。設置自由度が広がります

シンプルでわかりやすいOSDメニュー

 ディスプレー下面にある5方向ジョイスティックを押すと「OSD(オン・スクリーン・ディスプレー)ショートカットメニュー」が表示され、さらにスティックを右に倒すと詳細メニューが表示されます。

 OSDメニューには、カラー設定を変更する「ピクチャーモード」、明るさ/コントラスト/シャープネスなどの画質設定を変更する「ディスプレイ」、入力元を切り替える「入力元」、リフレッシュレートや十字線のオンオフなどゲーム関連機能を設定する「ゲームアシスト」「OSDショートカットメニュー」に機能を割り当てる「ショートカット」、各種詳細設定を変更する「設定」などの項目が用意されています。

 「ピクチャーモード」や「ディスプレイ」にはプリセットが用意され、「カスタム」では細かな設定が可能。初心者はプリセットで手軽に設定を変更できる、上級者はきめ細かに画質設定を調節できるわけです。

5方向ジョイスティックを押すと「OSDショートカットメニュー」が開かれます

カラー設定を変更する「ピクチャーモード」

明るさ/コントラスト/シャープネスなどの画質設定を変更する「ディスプレイ」

入力元を切り替える「入力元」

リフレッシュレートや十字線のオンオフなどゲーム関連機能を設定する「ゲームアシスト」

「OSDショートカットメニュー」に機能を割り当てる「ショートカット」

各種詳細設定を変更する「設定」

スタンドはティルト、ピボット
高さ調節に対応、スイーベルには非対応

 「縦横回転版」は調節機構が豊富。ティルト(傾き)は後ろ18度/前5度、ピボット(縦横回転)は90度、高さは110mmの範囲で調節が可能です。スイーベル(左右回転)には対応していませんが、173×182mmと比較的コンパクトな台座ごと回転させれば、ディスプレーの向きを変えられるので大きなマイナスポイントではありませんね。

ティルト(傾き)は後ろ18度/前5度

ピボット(縦横回転)は90度

高さは110mmの範囲で調節が可能

 エントリーモデルではありますが、セットアップは容易で、OSDメニューとスタンドの調節機構も充実していますね。次回は画質、消費電力、資料を読むためのモード「HUAWEI eBookモード」などをチェックします。

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