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2022年10月28日に発売予定のシリーズ最新作

『Call of Duty:Modern Warfare II』オープンベータを体験、懐かしくも新しい戦場に圧倒された!

2022年10月05日 17時00分更新

 Activisionは2022年9月17日から27日までの間、『Call of Duty:Modern Warfare II』(以下、MW2)のオープンベータを実施した。同社が贈る人気FPSシリーズ「CoD」の最新作で、2022年10月28日に発売予定だ。対応プラットフォームはPlayStation 4、PlayStation 5、Xbox One、Xbox Series X|S、PC。

 9月17日から21日まではPlayStationを対象とした「ウィークエンド1」が、9月23日から27日までは全プラットフォームを対象とした「ウィークエンド2」が実施された(23日から25日はPlayStationのみオープンだが、XboxとPCは予約購入者のみのアーリーアクセス)。今回、本作のオープンベータを体験できたので、プレイレビューをお届けする。

白熱必至の戦場体験!
懐かしいゲームモードもリブート

 冒頭でも述べたが、最新作のMW2は、2009年に発売された同名タイトルのリブート版である。わかりやすく言うと、オリジナル版のストーリーやゲームシステムをイチから再構築したといったイメージだ。

 今回、本作に収録されている「マルチプレイモード」をいち早く体験することができた。個人的には、映画さながらのクオリティーとストーリーが特徴の「キャンペーンモード」も気になるが、マルチプレイモードもシリーズを語るうえで欠かせない要素のひとつだ。

 キャンペーンもマルチプレイも趣旨は異なるものの、"臨場感のある戦場をプレイできる"というコンセプトがシリーズファンを惹きつける魅力と言える。

銃弾が飛び交い、爆発音が激しく轟く戦場が舞台

 本作のグラフィックは最新のゲームエンジンによって著しく向上している。とくに銃の質感や銃を撃った際の硝煙がリアルになり、ミリタリーファンを唸らせること間違いなしだ。銃器のカスタマイズができる「ガンスミス」を開いて、銃をまじまじと眺めたくなる。ナイスですねぇ~。

ミリタリーファンを唸らせる武器が数多く登場する。「ガンスミス」と呼ばれるカスタマイズ要素があり、お気に入りの武器にアタッチメントを装着して性能を強化しよう

 シリーズおなじみの「キルストリーク」や「フィールドアップグレード」「PERK(パーク)」は健在。なかでもPERKは"パッケージ"の扱いになり、3種類の「基本PERK」に加え、1種類の「ボーナスPERK」と1種類の「アルティメットPERK」を用意する。ボーナスPERKとアルティメットPERKは上位に位置するもので、キルを稼ぐ、時間が経過することで強いPERKを発動できる。

 ガンガン敵を倒すだけでなく、時間経過やキルアシストでもPERKのゲージがたまる仕様になっている。状況次第では、上位PERKで逆転を狙うことも可能ではないかと思われる。

「キルストリーク」は、ある程度キルすると発動できるアビリティーだ。敵の位置を特定したり、爆撃で敵を一掃したりといったことが可能

右下にある丸いマークのメーターがフルチャージされると、「フィールドアップグレード」を発動できるようになる。画像は「バトルレイス」と呼ばれるフィールドアップグレードだ

「PERK(パーク)」は、プレイアブルキャラクターにさまざまなパッシブ能力を付与できる。本作は3種類の基本PERK」に加え、上位となる1種類の「ボーナスPERK」と1種類の「アルティメットPERK」を用意

 さて、オープンベータで体験できたマルチプレイモードは、シリーズ定番の「チームデスマッチ」「ドミネーション」のほか、最大64人対戦の「グラウンドウォー」、プレイヤーとAIが混在する大規模戦「インベージョン」、人質救出&阻止を行なう「プリズナーレスキュー」、パッケージを奪い合う「ノックアウト」、TPS視点で戦う「サード・パーソン・モッシュピット」、爆弾の設置・解除を交互に行なう「サーチ・アンド・デストロイ」など。

マルチプレイモードの数々

 サード・パーソン・モッシュピットやグラウンドウォーなど一部のゲームモードは、オリジナル版のMW2に実装されていたものだ。懐かしさもあったが、グラフィックの向上により奥深いゲームモードに仕上がっていた。プレイ中、オリジナル版のMW2が出てから12年ぐらい経っている事実を忘れてしまうほどだ。

 このように、ストーリーだけでなく、マルチプレイモードのリブートも注目すべきポイントとなっている。新しいゲームモードもあるが、個人的にはオリジナル版MW2のゲームモードが刷新されている点も高く評価したい。オリジナル版をリスペクトしつつ、新たなプレイフィールをもたらすことに成功しているからだ。オリジナル版MW2をプレイしてきた人の心を魅了することだろう。

サードパーソン・モッシュピットは、TPS視点の状態でチームデスマッチやドミネーションを遊べるモード

これだからCoDはやめられない!
リブート版MW2の発売が楽しみすぎる

 オープンベータをプレイしてみて、10月28日に発売されるCoD MW2への期待値は一気に爆上がりした。楽しいの一言に尽きる。リアルを追求したグラフィックと音響に圧倒されつつ、CoDシリーズの醍醐味は劇的な進化を遂げていた。まだ開発途中とはいえ、オープンベータ時点での完成度は高め。早く発売してほしいと何度思ったことか……。

 今回はPlayStation 5版でプレイしたが、ワイヤレスコントローラー「DualSense」による疑似体験が魅力的だった。銃のトリガーの押し具合が変化したり、射撃時に細かな振動が発生したりと、ゲームの世界と現実がリンクしたような感覚を覚えた。また、3Dオーディオによって銃声や爆発音、足音が聞き取りやすくなった気もする。

 マルチプレイはもちろんのこと、発売後にプレイできるキャンペーンモード、協力プレイモードも気になって仕方がない。いやぁ~、10月28日が待ち遠しいぜ!

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