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キヤノン、ハイブリッドワーク対応のクラウド印刷サービスを開始

2022年09月20日 19時00分更新

「Hybrid Work Print Standard」基本構成図

 キヤノンは9月20日、在宅勤務でもオフィス同等の高いセキュリティー環境と管理機能を提供する新クラウド印刷サービス「Hybrid Work Print」シリーズの第1弾として、オフィス向け複合機や家庭用インクジェットプリンターでの印刷に対応した「Hybrid Work Print Standard」を発売した。

 Hybrid Work Print Standardは、キヤノンのオフィス向け複合機「imageRUNNER ADVANCEシリーズ」のクラウド型MFP機能拡張プラットフォーム「uniFLOW Online」を介して、オフィスから家庭用までキヤノンの幅広いプリンターを利用した自宅での業務印刷が可能になるハイブリッドワーク向けのサービス。

 本サービスによる印刷データは全て暗号化され、自宅での印刷もオフィスと同等のセキュリティーが維持されるという。印刷枚数やファイル名をユーザーごとにログとして収集し管理する機能や、CSVファイルに出力する機能も搭載されており、印刷物による万が一の情報漏えいリスクに備えるだけでなく、自宅での業務印刷に伴う費用精算などにも活用できる。また、印刷時にプリンター本体でのパスワード入力を求める設定も可能で、取り忘れなどによって第三者に印刷物を見られたり持ち去られたりするリスクも軽減できるという。

 Hybrid Work Print Standardは、オフィス向け複合機imageRUNNER ADVANCE DXシリーズ、インクジェットプリンター「PIXUS/G/GX」シリーズ、レーザープリンター「Satera」シリーズに対応する。キヤノンの幅広いプリンティング機器を活用しながら、在宅勤務とオフィス出社を合わせた企業全体の印刷状況の一元管理が可能。なお、在宅勤務で使用するキヤノンプリンターに特化して、在宅印刷・管理を可能にするサービス「Hybrid Work Print Simple」を2023年中に提供開始予定。

 ライセンスのラインアップと料金は、uniFLOW Online Cloud Link Print Connection(インクジェットプリンター向け)が月額7000円(25台から)、uniFLOW Online Cloud Print & Scan(オフィス複合機向け)が月額2900円(1台あたり)、uniFLOW Online Cloud Print(レーザープリンター向け)が月額1500円(1台あたり)。

オフィス向け複合機「imageRUNNER ADVANCE DX」シリーズ

インクジェットプリンター「PIXUS/G/GX」シリーズ

レーザープリンター「Satera」シリーズ

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