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国内発売が待ち遠しい「Xperia 5 IV」の写真や進化点をチェック

2022年09月04日 12時00分更新

 9月1日にソニーからグローバル発表され、すでに日本での発売も予告されている「Xperia 5 IV」。あらためて国内での発表もあると考えられるが、まずは開発中の実機の写真を中心にあらためて紹介しよう。

Xperia 5 IVがソニーから発表! 国内での発売もすでに予告されている

Xperia 1 IVから引き継いだフロストガラス&フラットな側面
バッテリーが大型化 カメラは3眼とも瞳AFなどに対応

 まずはデザイン。基本的にはXperia 1 IVに近いものとなっている。ラウンドしていた側面はフラットに。ブラック、エクリュホワイト、グリーンいずれのカラバリについても、背面はフロストガラスによるサラサラとした手触りとなっており、指紋も目立ちにくい。

前モデルから正常進化を果たしつつ、横幅については約1mm小さくなっている

グリーンのカラバリ。フロスト加工したガラスが用いられている

側面はフラットになっている

Xperia 5 III(下)と比較すると違いは明らか。アシスタントキーもなくなった

こちらはカメラ部。望遠が可変式のペリスコタイプから、通常の単焦点となった

エクリュホワイトのカラバリ。一口にホワイトと言っても、さまざまな白があることから、「エクリュ」(フランス語で自然のままといった意味)を付けたという

 Xperia 1 IVに対するメリットは、やはりサイズ。約67×156×8.2mmと、前モデルのXperia 5 IIIよりさらに横幅が1mm小さくなった。Xperia 1 IVも約71mmと最近ではコンパクトな部類だが、明らかな差がある。なお、重量は約172gと若干のアップ(Xperia 5 IIIは約168g)。その代わりにバッテリーが5000mAhと大型化している。

Xperia 1 IVと比較するとサイズ差は明らか

 カメラでは、超広角・広角・望遠の3眼すべてが120fps読み出しに対応したことで、瞳AFやリアルタイムトラッキングなどの強力AF性能、HDR連写、4K120fps/スローモーション撮影といった機能が、どのレンズでも利用できる。ただし、望遠についてはXperia 5 IIIの切替式(70mm、105mm)でも、Xperia 1 IVのような可変式でもなく、光学2.5倍、60mm相当の単焦点となった。とは言え、日常的に使いやすい焦点距離でもあり、これ以上を望む場合はデジタルズームを組み合わせればいいだろう。

3つのレンズいずれでも多様な機能が利用できる

アウトカメラに対して、若干弱いと言われてきたインカメラが、センサーサイズ・画素数ともに進化した

 本体スピーカーも今回注目してほしいポイントという。左右両方のスピーカーユニットに専用エンクロージャーを採用し、筐体全体が振動することによる不要な音を抑制して、抜けのいい音を実現。実際のサウンドをXperia 5 IIIと聞き比べても、そのクリアさは明らかだった。

単にパワフルになっただけでなく、専用エンクロージャーの搭載でクリアな音を実現

ディスプレーもより明るく

 そのほか主なスペックは、6.1型有機EL(21:9、1080×2520)、Snapdragon 8 Gen 1、8GBメモリー、128/256GBストレージ、防水・防塵、側面指紋センサー、Android 12など。Xperia 5 IIIとの比較では、新たにワイヤレス充電をサポート(リバース充電も可)。また、Bluetooth LE Audioにもソフトウェアアップデートで対応予定とのことだ。5Gは今回もサブ6対応(ミリ波非対応)となっている。

サイズを大きくせずにバッテリーは増量

今回もスタンド付きカバーを純正で用意

実際に立ててみたところ

日本にいつどのモデルが来るか、いずれにしても期待!

「Xperia 5 IV」の主なスペック
メーカー ソニー
ディスプレー 6.1型有機EL(21:9、120Hz)
画面解像度 1080×2520ドット
サイズ 約67×156×8.2mm
重量 約172g
CPU Snapdragon 8 Gen 1
内蔵メモリー 8GB
内蔵ストレージ 128/256GB
カメラ アウト:約1220万画素(標準、24mm)
+約1220万画素(超広角、16mm)
+約1220万画素(望遠、60mm)
/イン:約1200万画素
バッテリー容量 5000mAh
防水/防塵 ○/○(IP68)
生体認証 ○(指紋)
USB端子 Type-C
カラバリ ブラック、エクリュホワイト、グリーン
発売日 未定
 

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