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キメラ、PR TIMESと資本業務提携でメディアのDX支援強化へ

2022年08月31日 07時00分更新

 デジタルメディア向けのサブスクリプション管理プラットフォームなどを運営する株式会社キメラは2022年8月23日、プレスリリース配信サービス「PR TIMES」などを運営する株式会社PR TIMESから出資を受け、資本業務提携契約を締結した。両社は今後、自社あるいは協力しながら、メディア運営企業に対し、事業のデジタル化や収益化を支援していく。

 キメラは2019年からメディア運営企業への支援事業を本格化。新聞社、出版社など従来型メディアのデジタル化や、デジタルメディアの収益改善に向けたサービスの提供、運営を幅広く行なってきた。

 これまでに、現在国内の新聞社、出版社、放送局、ウェブメディアなど63メディアで導入されているコンテンツエンゲージメント分析ツール「Chartbeat」の日本総代理店として多くのメディアをサポートしてきたことをはじめ、デジタルメディアのサブスクリプションやコンテンツ単位の課金を容易に導入、管理できるプラットフォーム「AE」や、デジタルビジネスにおけるユーザー分析から戦略策定、実行まで多岐にわたる支援を行う「メディアパートナー」事業も行っている。

 PR TIMESは、2022年5月末時点で利用企業が6万9000社を超え、累計プレスリリース件数が100万件を突破したプレスリリース配信サービス「PR TIMES」を運営。今後、キメラとPR TIMESは新聞社、出版社など全国のメディア運営企業による新たな事業や既存事業の改善を推し進め、中長期的に新たな協業の可能性も検討するとしている。

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