株式会社ACESは2022年8月25日、営業⽀援AIツール「ACES Meet」において、AIが会議の重要な発⾔を抽出し要約する「AIピックアップ」機能と、会話の内容を解析し分類して誰が何をどのくらい話したかを可視化する「トピック解析」機能をリリースした。
「ACES Meet」は、AIが「Zoom」を使ったオンライン会議の録画と発言の書き起こしを行ない、会話の内容や温度感を解析して、情報共有することが可能だ。議事録の作成だけでなく、話者ごとの発言部分や長さを解析できるほか、参加者の表情や動きから感情の変化やリアクションが⼤きかった瞬間を捉えることができる。初期費用は無料で、月額基本料金は3万3000円。動画取り込みユーザーは月額7700円、非取り込みユーザーは月額3300円となっている。
今回リリースした新機能「AIピックアップ」は、AIが会議における重要な発言を抽出して要点をまとめるというもの。ピックアップされた発言は画面上に「ハイライト」として自動で一覧表示されるので、会議の重要な部分を簡単に確認できる。また、会議に参加していない人でも、要点をすばやく把握できるので情報共有しやすくなる。
もうひとつの新機能「トピック解析」では、会議で話された内容をAIが解析してトピックごとに分類し、画面のタイムライン上に色分けして表示する。各トピックの順番や長さなどが可視化され、誰が、何を、どれくらい話したのかを確認できる。
トピックの例として、一般的な会議や打ち合わせでも使える「アイスブレイク」、「質疑応答」、「説明」、「クロージング」などのほか、商談に特化した「BANTC情報（Budget：予算、 Authority：決済権、Needs：必要性、Timing：時期、Competitor：競合）」がある。
こうした機能を使って、商談を振り返り発言内容を確認するだけでなく、ほかの営業パーソンのトークと⽐較することも可能。「ACES Meet」でデータを蓄積して一元管理できるので、営業組織におけるナレッジやノウハウの共有、スキル向上に生かすことができる。
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