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疾患リスクなど6500項目以上解析 一般用全ゲノム解析遺伝子検査キット

2022年08月22日 07時30分更新

 ジェネシスヘルスケア株式会社は2022年8月1日、DTC(個人消費者向け)全ゲノム解析遺伝子検査「GeneLife WGS」の販売を開始。がんやアルツハイマー病ほか、遺伝的な疾患リスクや体質など、6500項目以上を解析する。自宅にいながら手軽に検査、解析結果を受け取れる。価格は14万9990円。購入は1人あたり4点まで。

 全ゲノム解析は、約3万の遺伝子、690万以上の遺伝子変異と膨大な範囲で、解析には多大な時間とコストを要していた。ジェネシスヘルスケアがすでに販売中の遺伝子検査キット「Genesis2.0 Plus」は約360項目が解析可能であるのに対し、今回発売となった「GeneLife WGS」は全ゲノムシーケンシング技術に基づいた、6500以上ににわたる項目を解析する。

 解析後の検査結果はスマートフォンアプリ「GeneLife3.0」で確認できる。結果はセンシティブな内容が含まれる可能性を考慮し、ジェネシスヘルスケア提携クリニックにおける医療従事者とのオンラインカウンセリングが提供される。

 疾病リスクに加え、遺伝的な体質や能力を分析可能。肥満や肌、筋肉のタイプ(遺伝的な肥満の要因、シミにシワのできやすさ、向いているスポーツなど)、能力全般(記憶力、運動能力、計算速度、情報処理速度、聴力など)、志向性と行動(夜型傾向、買いだめ傾向、飲酒量、喫煙量など)、体格:(BMI、内臓脂肪、体脂肪率ほか)などのほか、アレルギー体質、アルコール代謝、睡眠時間、乗り物酔い、など関心度が高い項目も把握できる。

 検査はキットに同梱されている採取具でだ液を採取し、送るだけで完結。自宅で簡単に検査可能なことも特徴だ。

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