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i9-12900H搭載で1.47キロの14型モバイルノート登場

ASUSがフラッグシップノートPC「Zenbook」シリーズを5機種発表! Core i9を搭載した爆速モバイルノートも

2022年08月04日 11時00分更新



 ASUSは8月4日にフラッグシップノートPC「Zenbook」シリーズの新モデル5機種を発表した。全機種がOLED採用で最新CPUを搭載し、宇宙規格の爆速モバイルノートや、おなじみの2画面ノート、強力なクリエイター向けモデルなど、Zenbookらしいラインアップとなっている。

インテルのコアHシリーズを搭載した爆速モバイルノート
Zenbook 14X OLED Space Edition
(UX5401ZAS)

 25年前、宇宙に行ったASUS P6300の魂を受け継いだ、高性能&タフなノートPCで米国軍用MIL規格に準拠のうえ、米国宇宙システム軍団規格のSMC-S-016にも準拠し、-24~61℃の厳しい環境下での使用や、20~2000Hzの激しい振動にも耐えるボディとなっている。

 14型スリムデザインながら、CPUにはゲーミングノートで利用されるHシリーズの「i9-12900H」を搭載、14コア20スレッドの速度を利用できる。メモリーは32GB(LPDDR5-4800)固定で、SSDは1TB(PCIe4.0x4)、ディスプレーは14インチの有機ELで16対10比率のQWXGA+(2880×1800ドット)のタッチスクリーンで最高輝度は550nit、リフレッシュレートは90Hzだ。

 インターフェースはTB4×2にタイプA(USB3.2)、マイクロSDカード、オーディオコンボ、HDMIとフル装備。バッテリーは63Wh内蔵で、7.4時間駆動、サイズは311.22×221.18×15.9~17.6ミリで、重量は1.47キロ。

 天板には256×64ドットのモノクロ有機ELミニディスプレーを搭載し、メッセージや情報が表示できるほか、宇宙イメージのケースやステッカー、ASUS Pen2.0も付属する。

 価格は26万9800円で8月4日発売。

4K有機ELディスプレーにダイヤルも搭載
Zenbook Pro 16X OLED
(UX7602ZM)

 クリエイター向けのZenbookで、キーボード手前に「ASUS Dial」を装備し、Adobeアプリで活用できる。タッチパッドもおなじみNumberPadの大きなものが、初めてハプティック式で搭載されている。ディスプレーを開くとともにキーボードが手前に傾くデザインで、打ちやすさと冷却効率の向上を図っている。

 CPUにはi7-12700Hを、GPUはGeForce RTX 3060を搭載、メモリーは32GB(LPDDR5-5200)、SSDは1TB(PCIe4.0x4)、ディスプレーは16インチの有機ELで16対10の4K(3840×2400ドット)、DisplayHDR 500 True Black、PANTONE、TÜV Rheinland、タッチ&ペン入力対応だ。

 インターフェースはTB4×2にタイプA(USB3.2)、SDカード、オーディオコンボ、HDMIを装備。バッテリーは96Wh内蔵で10.3時間駆動、サイズは357×253×16.9~20.9ミリ、重量は2.4キロ。ASUS Pen2.0も付属する。

 価格は44万9800円で8月4日発売。

ASUSならではの2画面ノート最新モデル
Zenbook Pro 14 Duo
(UX8402)

 おなじみ2画面ノートの14型モデルで、メインは14.5インチ2.8K(2880×1800ドット)の有機ELで550nit、手前のScreenPad+は12.7インチの液晶で2880×864ドットの500nit、どちらも120Hz駆動、タッチ対応でASUS Penも利用できる。

 CPUは上位のUX8402ZEがi9-12900Hを、下位のUX8402ZAはi7-12700Hを搭載。メインメモリーは32GB/16GBで、SSDは1TB/512GBとなる。また、上位にはdGPUとしてGeForce RTX 3050 Tiを搭載する。

 インターフェースはTB4×2にタイプA(USB3.2)、マイクロSDカード、オーディオコンボ、HDMIを装備。バッテリーは76Wh内蔵で、5.1または5.5時間駆動、サイズは323。5×224.7×17.9~19.6ミリで、重量は1.7~1.75キロ。ASUS Pen2.0も付属する。

 価格は上位モデルが39万9800円、下位が32万9800円で、ともに8月4日発売。

ペン入力可能な16対10 2.8kディスプレー搭載
Zenbook S 13 OLED
(UM5302TA)

 小型軽量のモバイルノートで、Ryzen 7 6800UまたはRyzen 5 6600Uを採用した。メインメモリーは16/8GBで、SSDは1TB/512GBとなる。ボディーカラーはリファインドホワイトとアクアセラドンの2色だ。

 ディスプレーは13.3インチの有機ELで2880×1800ドット、ASUS Pen2.0対応、インターフェースはタイプC×3、オーディオコンボ。バッテリーは67Wh内蔵で、サイズは296.7×210.55×14.9~15.3ミリで、重量は1.1キロ。バッテリー駆動はRyzen7が14.1、5が15.9時間となっている。

 価格は18万9800円~27万9800円で8月4日から順次発売。

ブルーモデルにはNumberPad搭載の2in1
Zenbook S 13 Flip OLED
(UPS302)

 13型ながら、ディスプレーが回転するフリップデザインで、こちらはインテルi7-1260Pにメインメモリーは16GB、SSDは1TBを内蔵する。

 ディスプレーは13インチで2880×1800ドットの有機EL、550nitでASUS Pen2.0に対応。ボディーカラーはポンダーブルーとリファインホワイトで、ブルーモデルはタッチパッドがテンキーにもなるNumberPadを搭載している。

 インターフェースはThunderbolt4×2にUSB3.2のタイプC、SDカードスロット、コンボジャックを内蔵。サイズは296.3×209.7×14.9~15.3ミリで、重量は1.12キロでバッテリー駆動は13.8時間。付属しているUltra Mini Universal Adapterは65W出力で102グラムと、小型軽量である。

 価格は2モデルともに28万9800円で、8月下旬以降発売の予定だ。

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