ZE2000はオールマイティに音楽の楽しさを引き出せる
筆者が使い分けるとしたら、音楽を聴き込みたいときにはZE3000、普段聴きにはZE2000といったところだろうか。ZE3000は玄人好みで、ZE2000はより一般受けするコンシューマ向けイヤホンに近い傾向と言うこともできる。
見た目は似ているZ2000とZ3000だが、音の性格はかなり異なっている。ここは冒頭でも書いたように性能の上下関係ではなく、個性が異なる兄弟と考えたほうがいいと思う。どちらか一機種だけを選ぶのであれば、聴く音楽の好みで決めてはどうだろうか? 筆者はロックやアニソンが好みならばZE2000を勧め、ジャズやクラシックが好みであればZE3000を勧める。
もちろん予算が許すなら、両方を持っておきたい。そのときの聴き方や気分によって使い分けると言うのも、オーディオフリークらしい楽しみ方である。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう