デザインコラボレーションツール「Figma(フィグマ)」を提供するFigmaは7月27日、製品、ウェブサイト、ヘルプセンターの日本版を発表した。
Figmaは、チームで共同編集可能なデザイン設計のプラットフォーム。GoogleやMicrosoftなどの企業で利用され、より優れたデザインを生み出し、共有し、テストし、リリースするために必要なブレインストーミングから構築までの全プロセスをウェブ上で行なえるアプリケーションとなっている。
Figmaの製品が英語以外の言語にローカライズされるのは、今回が初めてという。
東京都内で本日開催された記者発表会にて、Figmaの共同創業者でCEOのDylan Field(ディラン・フィールド)、CPOの山下 祐樹氏、CCOのAmanda Kleha(アマンダ・クレハ)、Figma Japanのカントリーマネージャー川延 浩彰氏が発表した。
Figmaとオンラインホワイトボードツール FigJam(フィグジャム)の日本版リリースについて、CEOのDylan Fieldは次のようにコメントしている。
「Figmaは『ウェブは本質的にボーダレスである』という考えをもとに創業され、そのアイデアは私たちの製品にも表れています。Figmaのユーザーコミュニティの81%と、収益の50%以上は、日本など米国以外の市場によるものです。東京に新しいオフィスを構え、日本にローカライズした製品を発売することで、国際的な視野を広げながら、日本における『デザイン経営』へのシフトを加速させ、『すべての人がデザインにアクセスできるようにする』という私たちのビジョンの実現に近づけたいと考えています。」
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