週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Xアイコン
  • RSSフィード

今こそ行きたい!国指定重要文化財「若戸大橋」と周辺エリア

2022年07月28日 16時00分更新

 2022年2月に国の重要文化財に指定され、同年9月には開通60周年を迎える若戸大橋。今も重要な幹線道路であり、若松・戸畑両区のシンボルとして市民に親しまれています。そんな若戸大橋周辺はレトロな街並みが残り、歴史的な建造物や“映える”スポットの宝庫。潮風と港町情緒を感じながらの散策を楽しんでみませんか。

 北九州市民の生活を支えた「若戸大橋」60年のあゆみ

完成当時は東洋一の長さを誇った

 若松区と戸畑区を結ぶこの橋が完成したのは、1962(昭和37)年のことです。巨額の建設費と国内技術の粋を結集し、約3年の歳月をかけて建設。つり橋部の全長は約627m、当時は「東洋一の夢のつり橋」と謳われました。

2018年に無料化され、さらに利用しやすくなった若戸大橋

 今も市民の足として活躍する「若戸渡船」でプチ船旅

朝は5時台から、夜は22時台まで運航している

●若戸大橋周辺のおすすめスポット

 戸畑渡場周辺は絶好のフォトスポット

「お汐井汲み」とは、神官が海水で山笠の柱や関係者の手を清め、祭りの安全を祈る行事のこと

 “蒸し麺”が特徴。戸畑伝統の味「戸畑チャンポン」

蒸し麺はコシが強く、さらりとした口当たり。野菜や豚骨スープとの相性も抜群

戸畑チャンポンMAP
https://www.city.kitakyushu.lg.jp/tobata/file_0082_00005.html

 戸畑みやげに「LA DUGAREDUGN」の絶品カヌレ

カヌレは1個130円~。写真の8個セットは1180円(セット内容により価格は変動)

 石炭で栄えた若松のシンボル「旧古河鉱業若松ビル」

「若松南海岸通り」に面した3階建ての塔屋が印象的

 歴史情緒と大正ロマンに浸れる「上野ビル」

「上野ビル」も日本遺産「関門“ノスタルジック”海峡~時の停車場、近代化の記憶~」の構成文化財

本館内部。映画やCMの撮影にもたびたび使われている

 ゆったりとした時間が流れる「ASA café」

あえて不揃いにしたテーブルや椅子も趣深い

「そぼろのバジル炒めごはんプレート」はオープン当初からの人気のランチメニュー

 若戸大橋はこれからも市民と共に

夜はライトアップされた若戸大橋が一層美しく映える

 若松と戸畑を繋ぐ大動脈として、大切なシンボルとして、60年にわたって市民の暮らしを支えてきた若戸大橋。赤く、美しいこの橋をもう一度見上げてみませんか?

 フルバージョンは「ぐるリッチ !北Q州」特設ページをご覧ください。

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります