ダイドードリンコは7月26日、「LOVE the EARTHベンダー」の全国展開をスタートし、脱炭素社会の実現に向けた取り組みをより強化していくと発表した。
「LOVE the EARTHベンダー」とは、カーボンニュートラル対応を基本価値とし、植林プロジェクトや、アルミボトル缶のラインアップの充実など追加価値をユーザーのニーズに合わせて展開できる自販機。
カーボンニュートラル対応としては、自販機の年間消費電力量に相当する「再エネ指定の非化石証書※」により、自販機稼働時のCO2排出量を実質ゼロにする。なお同社は、本取り組みの開始にあたり、拠点に設置している自社契約の自販機約80台を同様のカーボンニュートラル対応とした。
※非化石電源(太陽光・風力・水力・地熱・バイオマス等の再生可能エネルギー)で発電された電気の環境価値(非化石価値)分を証書化し売買可能にしたもの。
「LOVE the EARTHベンダー」とは
①の基本価値に加えて、ニーズに合わせて②の追加価値を展開(今後、追加・変更の可能性あり)
①基本価値
・カーボンニュートラル対応:自販機の年間消費電力量に相当する「再エネ指定の非化石証書」により、自販機稼働時の CO2排出量を実質ゼロにする。
※顧客側は再エネの非化石証書により自販機稼働時の電力使用分のCO2排出量を削減、ダイドー社側は自販機の年間消費電力に相当する「再エネ指定の非化石証書を(代理)購入
②追加価値
・植樹プロジェクト:
「LOVE the EARTH ベンダー」1台設置につき1本植林される。
・アルミボトル缶のラインアップの充実:
“プラスチックごみを減らしたい”というニーズに応えるアルミボトル缶飲料のラインアップを拡充。LOVE the EARTH シリーズとして、現在6商品を展開。
CO2排出削減目標に向けて
同社では「人と、社会と、共に喜び、共に栄える。」というグループ理念のもと、循環型社会、脱炭素社会の実現に向けた取り組みを促進していくために、2021年3月に、国内飲料事業における環境配慮活動として「みんなの LOVE the EARTH PROJECT」をスタートした。また、2022年1月には、脱炭素社会への貢献に向けたダイドードリンコの「CO2排出削減目標」を定めた。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう