MediaTekのスマート・エッジ・デバイスに「Intel Foundry Services」を採用
インテル、台湾MediaTekの半導体チップを受託製造するパートナーシップ締結
インテルと台湾の半導体メーカーMediaTekは、7月25日(現地時間)に戦略的パートナーシップを結んだことを発表。MediaTekのチップ製造に、インテルのファウンドリー事業「Intel Foundry Services」(IFS)のプロセス技術を投入していくと明かした。
インテルのIFSは、2021年から展開しているビジネス戦略「IDM 2.0」の1つで、他社開発のチップ製造に同社の保有する半導体製造施設(ファブ)の技術を活用していくもの。世界的に急増する半導体の需要に対して、製造力を拡大する目的で設立された。
MediaTekは、スマートホームデバイスやネットワーク機器向けのチップセット、スマートファン・タブレット向けのSoCなどを手掛けている。同社では、スマート・エッジ・デバイスの領域に幅広く対応するさまざまなチップの製造に、インテルのプロセス技術を取り入れていく予定としている。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります